引用：Netflix
こちらの記事では、Netflixで配信の韓国ドラマ「生まれ変わってもよろしく」の、原作漫画について
- 作品情報
- キャラクターを深掘り
- あらすじ
- みどころ
- 結末
- ドラマと漫画の違い
を、ネタバレありで紹介していきます。
※ 本記事は完全ではないものの、物語のネタバレを含みます。ドラマをまっさらな気持ちで楽しみたい方には向かない内容となっているのでお気をつけください。
原作漫画 / ドラマの基本情報
漫画
| 原題 | 今回の人生もよろしく （이번 생도 잘 부탁해） |
| 作者 | LEEHYE （インスタ@lee_hye12） |
| 話数 | 106話 |
ドラマ
| 放送年 | 2023年 |
| 監督 | イ・ナジョン 「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜 」 「恋するアプリ Love Alarm」 |
| 日本配信サイト | Netflix |
| 日本配信時間 | 23時〜0時頃 |
キャラクター / キャスト紹介
| 登場人物 | キャスト |
|---|---|
| パン・ジウム | シン・ヘソン |
| ムン・ソハ | アン・ボヒョン |
| ハ・ドユン | アン・ドング |
| ユン・チョウォン | ハ・ユギョン |
こちらの項目では、原作漫画のキャラクターを深掘りしていきます！
ぜひドラマ版と見比べてみてくださいね。
パン・ジウム / シン・ヘソン
19回目の人生を生きているヒロイン。
今まで経験してきた全ての前世の記憶を持ち、18回目の人生でムン・ソハと出会った。
19回目の人生では、もう一度ムン・ソハに出会うために並々ならぬ努力を重ねている。
パン・ジウムの家は貧しく、幼少期はどんなにお金を貯めても兄弟に奪われてしまっていた。
そのせいでムン・ソハに会うのが遅くなり、有能なバリキャリ社員となってムン・ソハの会社へと就職。
海外勤務から戻ったムン・ソハが任されたホテルへの勤務を志願し、やっとの思いで再会を果たす。
ムン・ソハ / アン・ボヒョン
パン・ジウムが18回目の人生で出会った人物。
病気がちな母親の元で育ち、小さな頃は生意気でヤンチャな少年だった。
パン・ジウムがまだ前世のユン・ジュウォンだった頃に知り合い、母を亡くした悲しみを癒やしてくれたユン・ジュウォンに恋をする。
そして不慮の事故が起きた際、自分を守りながら死んでいったユン・ジュウォン“お姉ちゃん”が忘れられないままでいる。
事故の影響で耳が聞こえにくく、車の後部座席に乗ることすらできない。
成長してからは親の会社で働き、経営不振のホテルを任され専務として働いている。
家族との折り合いは悪く、気を許せるのは秘書のハ・ドユンしかいなかった。
ハ・ドユン / アン・ドング
ムン・ソハの秘書で、高校時代の同級生。
貧しい家の生まれだが、特待生としてお金持ちの子どもが通う高校に入学できた。
社会人になってからは常にムン・ソハの傍に寄り添い、彼に何かあれば真っ先に駆けつける人物。
ユン・チョウォン / ハ・ユギョン
パン・ジウムの前世である、ユン・ジュウォンの妹。
姉が事故で亡くなってからは、ムン・ソハとは微妙な関係。
高校時代から一途に思い続けている男性がいるが、身分の差からなかなか進展しないでいる。
パン・ジウムにはスカウト目的で近づいたが、ある頃から不思議と懐かしい気持ちを感じるように。
ユン・ジュウォン / キム・シア
パン・ジウムの前世。
学校で「先生」と呼ばれるほど達観した雰囲気を持つ。
母親同士が仲良かったことで8歳のムン・ソハと出会う。
何度も人生を繰り返していることから「恋」に特別な感情を持っていなかったが、ムン・ソハと出会ったことで気持ちに変化が生まれた。
11歳の時、車の事故に遭い死亡。
漫画「生まれ変わってもよろしく」あらすじ
18回目の人生で出会った運命の男の子
裕福な家に生まれた11歳の少女、ユン・ジュウォン。
母に連れられ、ムン家の一人息子、ムン・ソハと出会った。
ムン・ソハの母は病気でもう長くない。
18回目の人生を送っているユン・ジュオンは、子供らしからぬクールな振る舞いの女の子だった。
そんな彼女に反発するよう悪口を浴びせかけるムン・ソハだったが、あるときから2人の気持ちに変化が訪れる。
「自分より3歳年下の子どもとしか思えなかったムン・ソハが、なぜこんなにも気になるのだろう……」
ヒロインの秘密
ユン・ジュウォンには秘密があった。
人は生まれ変わると前世の記憶を忘れてしまうが、彼女は今まで全ての前世の記憶を持ち、今回で18回目の人生である。
愛する人に裏切られた前世の記憶も持ち続けているため、愛に対して冷ややかな視点を持っていた。そして、人間には飽き飽きしていたのだ。
しかし、母親の死を経験しながらも小さな体で悲しみに耐え、まっすぐ自分に気持ちをぶつけてくるムン・ソハの姿にいつしか心を動かされるようになり……。
事故が2人を引き裂く
そんなある日、ユン・ジュウォンとムン・ソハは事故に遭ってしまう。
ムン・ソハは、誕生日に母親と遊園地に行く約束をしていた。
しかし母親とはもう行くことはできない……。
そんな彼を慰めるため、ムン・ソハと共に遊園地に向かったのがユン・ジュウォンだった。
しかし向かう途中、彼等の身に悲劇が起こる。
大事故の末、後部座席にいた2人の体も無事ではなかった。
ユン・ジュウォンはムン・ソハを守るため、その体に覆いかぶさった。
彼の小さな命が絶えてしまわないよう、必死にムン・ソハを守ろうとするユン・ジュウォンだったが……。
18回目の死の間際、ユン・ジュウォンは初めてこんなことを願っていた。
「来世でもあなたを覚えていたい」
19回目の人生
19回目の人生を迎え、彼女はユン・ジュウォンからパン・ジウムとなっていた。
貧しい生まれのパン・ジウムは、ムン・ソハと再び出会うためにあらゆる努力を重ねていた。
最年少でムン・ソハの会社に入社し、社内で彼女の名前を知らないものはいないほどの有名人となる。
しかしムン・ソハは海外勤務だったため、未だ再会は果たせていない。
そんなとき……ムン・ソハが帰国し、経営不振のホテル部門を任されることになったと知るパン・ジウム。
「左遷先」とも揶揄されるホテル部門への部署異動を希望し、パン・ジウムはムン・ソハへと会いに行くのだった。
2人の再会
帰国したムン・ソハと再会を果たしたパン・ジウムは、突然彼にこんなことを告げた。
「私と付き合ってください」
社内でも“変人”として知られるパン・ジウムの言動に、ムン・ソハは驚き、交際の申し出を却下。
「おかしな女だ」と感じているのだが、なぜか“お姉ちゃん（ユン・ジュオン）”を思い出す自分に当惑している。
事情を飲み込めず困り果てているムン・ソハを見つめながら、パン・ジウムは静かにこう思っていた。
「知ってる？こうしてあなたの前に座るまでどれだけ努力を重ねてきたか」
「その顔が見られてどれだけ嬉しいか」
見どころ
一途な恋の行方が気になるラブストーリー「生まれ変わってもよろしく」。
基本は、以下の3つの軸でお話が進んでいきます。
- 「パン・ジウムが、ユン・ジュウォンの生まれ変わりだとムン・ソハはいつ気がつくのか？」
- 「生まれ変わりだと気がついた後、ムン・ソハはどうするのか？」
- 「過去の事故は誰が起こしたのか？」
まず、ムン・ソハは「自分のせいでお姉ちゃん（ユン・ジュウォン）が死んでしまった」と考えています。
そのため、パン・ジウムに強烈に惹かれているのに「俺のせいでまた死なせたくない」と葛藤するハメに。
そして、当初ムン・ソハとの再会や交際を一直線に望んでいたパン・ジウムですが、ムン・ソハの気持ちを知ることで「自分の正体を知られても良いのか」と悩み始めるのです。
ムン・ソハの傍にいると見えてくる彼の気持ち……。
- 「ソハがどれだけ“お姉ちゃん”を好きだったか」
- 「どれだけ“お姉ちゃん”を忘れられずに生きてきたのか」
- 「“お姉ちゃん”の死が彼にどれほど大きく影響してしまったのか」
自分が“お姉ちゃん”の生まれ変わりだと彼に知らせることが、彼にとって良いことなのかどうなのか、次第に心が揺れていくようになります。
そしてムン・ソハは、パン・ジウムにどんどん弱さを見せていくようになります。
情けない姿を見せても変わらず自分をまっすぐ見つめてくるパン・ジウムに、ソハの心がどんどんと溶かされていく。
その過程にドキドキしたり、切なくなったりするのが本作の魅力なんです！
そして、パン・ジウムに翻弄されていたムン・ソハが、グッと男を見せる瞬間！
これも良いんですよ〜……。
生まれ変わりを経験しているジウムが、その経験から抱えてしまう切なさ。
死んでなお、“お姉ちゃん”を思い続けているソハの姿をみたときの表情などなど。
思わず感情移入してしまう名シーンが数々あります。
また2人の恋の行方に加え、過去の事故やホテルの再建、ソハと父親の関係などが複雑に絡み合い、ソハがピンチになるとジウムが彼を助けてくれる……という構図も見られますよ！
結末はどうなる？（ネタバレ注意）
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原作漫画は、パン・ジウムの正体にムン・ソハが気がついたあともお話が続いていきます。
交際を始める2人に対し、ムン・ソハの父親から反対を受けますが、問題はそこではありませんでした。
パン・ジウムは、「パン・ジウム」としての人生が終わって生まれ変わってもムン・ソハとの記憶を忘れることができません。
それは、これまでの経験から分かっていることなので避けられないんです。
ムン・ソハとの繋がりが強くなればなるほど、「彼のいない人生をこれから何度も生きなくてはいけない」という事実がパン・ジウムの心を押しつぶしていくことになり……。
さらに漫画では、ジウム＆ソハの恋の話が落ち着くと、ドユン（ソハの秘書）＆チュウォン（ジウムの妹）の話へとシフトしていきます。
ドユン＆チュウォンの恋が実ったと思った矢先、実は
「パン・ジウムにとってドユンは、“前世で強く結ばれた相手だった”」
と判明します。
そして、その“前世で強く結ばれた相手”と繋がることで「前世の記憶を覚えておかなくてよくなる」と分かるんです！
次の人生でムン・ソハを忘れるためには、ドユンと繋がらなくてはいけない。
しかしパン・ジウムにはムン・ソハが……ドユンにはチュウォンという恋人がいて……という展開になり……。
かなり複雑に4人の関係が絡み合ってしまうのですが、ドラマは全12話とかなり話数少なめなので、原作のどの展開まで実写化するのかは現時点では不明です。
原作漫画とドラマの違いは？
原作の「生まれ変わってもよろしく」のキャラクターは、ドラマのキャストと年齢的な違いがあります。
- パンジウム → 20代前半
- ムン・ソハ → 20代後半〜30代前半
そのため、漫画では
- 「10歳近く年下の女性が、なぜか自分を守ろうとする」
- 「10歳近く年下の女性が、なぜか自分より随分年上に思える」
- 「10歳近く年下の女性に、いいように翻弄されている」
という、ムン・ソハの混乱も度々描かれています。
しかし、シン・ヘソンさんとアン・ボヒョンさんは年齢差1歳差。
シン・ヘソンさんは本作では前髪を作りちょっと幼さが残るスタイルになっていますが、10歳年下というようにはなかなか見えませんよね。
年齢不詳のパン・ジウムが、どうドラマ流に描かれていくのかも楽しみなポイントです！
「生まれ変わってもよろしく」
著者：LEEHYE
おすすめ度
アマゾンで韓国版、楽天で中国語版が販売中
日本語版は、LINE漫画で1日1話読めますよ〜！
実写ドラマになったら、こんなシン・ヘソンが見られる！
数百年分の記憶が残ったまま現代を生きているので、ヒロインのパン・ジウムには妙に落ち着いた雰囲気があります。
この達観した雰囲気を出せるのは、確かにシン・ヘソンさんが最適解かもしれません！
ドラマ「哲仁王后」では、中身は現代の男だけど、外見は朝鮮時代のお姫様という役をみごとに表現していました。
原作のジウムを見ていただくと分かるのですが、彼女は常に目が座ってるんですよ〜。
不敵な笑み、全てを見透かしたような瞳、クールな佇まいと全てを包み込むような包容力。
幼いムン・ソハに「魔女」と怯えられていたエピソードなどもあって、不思議な魅力がある人物なんです。
自分が“お姉ちゃん”の生まれ変わりだと気づいてもらうため、ソハを翻弄していくのですが、自分の感情や真実を胸に秘めたまま行動することが多いんです。
かと思えば突然、絶妙なタイミングで相手の懐に入り込むようなハッとする言葉を口にしたり……。
無表情でポケットから、サプライズの指ハートを出したりするおちゃめな場面も♡
動揺しているソハに、「そのうち専務は“キュン死”寸前になるかもしれませんね」とか言ったりする場面もあるので、きっとシン・ヘソンさんならハマるだろうな〜と今から楽しみです！
深みのある、クールビューティーなシン・ヘソンさんが見られる！
シン・ヘソンさんが、中身・男のお姫様を演じた「哲仁王后」も激烈に面白いので、おすすめですよ〜
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実写ドラマになったら、こんなアン・ボヒョンが見られる！
実写ドラマでは、「守られるアン・ボヒョンが見られる！！」です。
大金持ちの一人息子であるムン・ソハですが、母親の死や父親との決裂、そして過去の事故が原因で孤独を抱えています。
さらに耳が聞こえにくく、周囲は敵ばかり。
ジウムが現れるまでは、秘書のハ・ドユンにしか心を許していませんでした。
そのため、ジウムが最初に接触してきた頃は、いわば警戒心強めの捨て猫チャンのような感じ……。
今まで様々な人物を演じてきたアン・ボヒョンさんですが、男らしい雰囲気が魅力でもありましたよね。
しかし今回のドラマではきっと、ヒロインにだけ弱さを見せ、すぐに涙を流し、初恋の相手をいつまでも忘れられないアン・ボヒョンさんが見られるはず。
守られるのはシン・ヘソンさんではなく、アン・ボヒョンさんの方！
酔って肩により掛かるのは、シン・ヘソンさんではなくアン・ボヒョンさんの方！
ツラいことがあって「助けて」と相手を頼るのは、シン・ヘソンさんではなくアン・ボヒョンさんの方！！
かと思えば暴漢を一本背負いでやっつけるシーンなどもあり、弱さと強さを兼ね備えたムン・ソハなので、まさにアン・ボヒョンさんにぴったりの役と言えるでしょう。
本作に向けて8kg体重を落としたというアン・ボヒョンさんの、新たな魅力が見られる作品になるだろうな〜〜！！と今から期待大です！
儚げボヒョンさんが見られるのが楽しみ〜！
まとめ
“生まれ変わり”をテーマに、ロマンチックなラブストーリーが展開される作品「生まれ変わってもよろしく」。
韓国でも大人気のウェブトゥーンとあって、ドラマがどのような仕上がりになっているのか楽しみです！
シン・ヘソンさん、アン・ボヒョンさんの素敵なケミに期待が高まりますね♡
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