ダウンを洗濯機で洗ってしまった！失敗から復活させる方法

ダウンジャケットの汚れが気になり、洗濯機で洗ってしまったけど大丈夫？

ぺちゃんこになったり、羽毛が偏ったり、シミができたり、臭くなっても復活できる？

とお悩みの方に向け、本記事では洗濯に失敗してしまったダウンを復活させる方法と、正しいダウンの洗濯方法をまとめました。

ダウン製品の洗濯を成功させるには、「乾燥」が大切！

扇風機やサーキュレーターを使う方法もありますが、手間を省くなら乾燥機が一番の味方です。

最近では小型の乾燥機も色々出ているので、「乾燥機を設置する場所がない！」とお悩みの方でも取り入れやすくなっていますよ♡

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ダウンは洗濯に失敗しても復活できる！失敗例ごとの対処法を紹介

ダウンは正しい処置を施せば、洗濯に失敗しても復活が可能です！

各失敗例ごとに、どうしたら復活できるのか？その対処法をまとめました。

失敗例に合わせた適切な対応策をご案内いたしますので、これらの方法をマスターして、ダウンを再びふわふわの状態に蘇らせましょう。

①ダウンを洗濯したらぺちゃんこになったときの復活方法

洗濯をしてダウンがぺったんこになってしまったら、しっかり乾燥させることが大切。

画像引用：楽天市場

自宅に乾燥機がある、コインランドリーが使えるという場合は乾燥機を利用してダウンを復活させましょう。

乾燥記号

	タンブル乾燥禁止
	低い温度でのタンブル乾燥が可能 （排気温度上限60℃）
	タンブル乾燥可能 （排気温度上限80℃）

乾燥機を使うと空気が膨張し、ダウンの羽毛が開きやすくなります。

ダウンを乾かすとき乾燥機の温度は何度？何分？

ダウンは高い温度に弱いので、羽毛にダメージを与えないよう乾燥機の温度は低温にしてください。

時間は10分を3回〜4回程度。

ダウンの状態な羽毛の偏り・固まりができていないか、その都度チェックするのがおすすめ。

コインランドリー使用で細切れに乾燥機をかけられないときは、低温で40分〜50分を目安にしてみてください。

乾燥機でダウンを乾かす時のコツ

画像引用：楽天市場

乾燥機でダウンをふわふわに仕上げるコツは、テニスボールを入れること。

テニスボールがダウンの塊を叩きながら回転し、羽毛の片寄りを防いでくれます。

テニスボール2〜3個を一緒に乾燥機にかけることで、ふわふわの状態に復元できますよ♪

ダウンのふかふか度を更に上げたい場合は、ドライヤーボールを使ってみるのもおすすめです。

↓乾燥機に入れてダウンをさらにふわふわに♪↓

乾燥機が使えない場合

画像引用：楽天市場

乾燥機対応のダウンじゃない場合や、自宅や近所のコインランドリーに乾燥機がない場合は、扇風機やサーキュレーターを利用し内部までしっかり乾かしましょう。

天気が良い日や気温が高く乾燥した日は自然乾燥でもOKです。

風通しの良い日陰で、つぶれた部分を手で優しくほぐしながら自然乾燥させてくださいね。

仕上げはドライヤーで

温風を利用するとダウンがふっくら仕上がります。

扇風機やサーキュレーター、自然乾燥で完全に乾いたあと、プラスワンとして取り入れてみてください。

このとき、ダウンを触って羽毛が固まっている部分を見つけたら、温風を当てながら手でほぐすと良いですね。

②ダウンを洗濯したら羽毛に偏りが出たときの復活方法

洗濯によりダウンが偏ってしまったときは、すかさずダウンを激しくフリフリして羽毛を均等の行き渡らせてください。

濡れた状態でも作業が可能ですし、乾燥したあとも必要であれば再度振り直しを行います。

それでも偏りが改善されない場合は、少量の羽毛を対象箇所に移動させるようなイメージで掌を使い優しくマッサージするのも効果的。

この作業を繰り返し、心地よい柔らかさとふんわり感を取り戻しましょう。

③ダウンを洗濯したらシミができた！その場合の復活方法

画像引用：楽天市場

シミが発生した場合、ダウン製品専用の中性洗剤で部分洗いを試みてください。

水温はぬるま湯程度が適しており、強くこすらずに優しく押し洗いを行いましょう。

その後、しっかりとすすぎ水気を切ってから、低温の乾燥機で乾かします。

自然乾燥の場合は風通しの良い場所を選びましょう。

シミが残るようならプロのクリーニングサービスを利用するのもひとつのやり方です。

↓クリーニング屋さんが作ったこだわり洗剤↓

④ダウンを洗濯したら臭い！その場合の復活方法

画像引用：楽天市場

ダウンは元々水鳥の羽を使用しているので、脱脂処理が甘いと脂が残っている可能性が！

脂残りが原因でダウンの雑菌が繁殖しやすくなり、匂いが出てしまったのかもしれません

また洗濯のすすぎが甘く洗剤が残っていたり、十分に乾燥していないため臭いパターンも考えられます。

まずは陰干しをして風に当て、臭いの原因となる湿気を取り除いてください。

それでも改善されない場合はダウン専用洗剤で再洗濯し、乾燥機でしっかり乾かすことが重要です。

ダウンは手洗い？洗濯機？どっちが良い？ダウンの洗濯方法【自宅編】

乾燥機を使えるのであれば、おすすめは以下！

ダウンの中まで水や洗剤を浸透させるには、手洗いの方が効果が高いと言われています。

そして乾燥機を使うことにより、洗濯したダウンをふっくら復活させることができるのです。

ただし、洗濯表示・乾燥表示に従っていれば手洗いオンリーでもOKですし、洗濯機オンリーでもOK！

ご自身の環境やダウンの素材を元に判断してみてください。

ポイント  事前準備 洗濯表示と素材を必ず確認しておく

洗濯機と手洗い、どちらで洗う場合でも必ず洗濯表示の確認は必要です。

表示の内容に従い、手洗いと洗濯機のどちらにするか決めるのがおすすめ。

素材によっては水洗いが不適切な場合もありますので、注意してくださいね。

撥水処理されているものや、特別な素材を使用しているダウンは洗濯方法が異なるため、メーカーの指示に従う必要があります。

それでは、次の項目からダウンを洗濯機で洗う手順をみていきましょう。

  手洗いの手順が知りたい場合はこちらをクリック

ダウンを洗濯機で洗う手順

こちらの項目では、ダウンを洗濯機で洗う手順を紹介していきます。

汚れがひどい部分は固形石けんで下洗いを！

画像引用：楽天市場

襟や袖の黒ずみ・汚れがひどい場合は固形石けんで下洗いしておきましょう。

気になる部分に石けんを直接塗り、揉み洗いしてくださいね。

あまりにも取れない場合は、研磨剤の入っていないスポンジなどで軽くこするのも良いでしょう。

強くこすると素材によっては傷んでしまうので、様子をみながら力を加えていってください。

お洗濯ネットに形を整えて入れること

画像引用：楽天市場

洗濯機を使用する場合は、ダウンを痛めないためにもお洗濯ネットを使用してください。

裏返しにしてからボタンやファスナーを閉め、形を整えて型崩れしないようネットに入れましょう。

ダウンを洗濯機で洗うと浮いてくるのでタオルに包む

ダウンは軽いので洗濯機の中でプカプカ浮いてしまいます。

それを防ぐには、大判のタオルでダウンをくるんでからお洗濯ネットの中に入れるという方法があります。

タオルが水気を吸って重みが出るため、洗濯中にダウンが浮くのを防いでくれますよ。

洗濯機のドライモードや手洗いモードを使う

洗濯機でダウン製品を洗う際は、ドライモードや手洗いモードを選択してください。

これらのモードは通常の洗濯よりも穏やかな動作なので、ダウンの羽毛を守りつつ、汚れを落とすのに適しています。

適切なモードを選ぶことで、衣類を長持ちさせ、ふわふわとした質感を保つことが可能ですよ。

また洗濯機に入れたあと、手で押したり揉んだりしながら中まで水を浸透させることをお忘れなく！

ダウンを洗濯機で洗う場合は専用洗剤を！

画像出典：楽天市場

ダウン製品を洗濯機で洗う場合、専用の中性洗剤を使うのもおすすめです。

ダウン専用洗剤は羽毛に優しく、羽毛が固まることを防ぎながら汚れを効率的に落としてくれます。

強い洗浄力のものを使うと中身を傷めたり保湿力を失ったりしてしまうので、心配な方は専用洗剤の方が安心です。

ダウンジャケットの干し方と注意点

乾燥機が使えない場合は、風通しの良い場所で陰干しするのがおすすめ。

脱水直後にすぐバサバサ振る・中身をほぐす

脱水が終わったら、羽毛の偏りを防ぐためにも何度かバサバサと大きくダウンを振るのを忘れずに！

乾かしている途中にも、何度か羽毛をほぐすことで固まってしまうのを防げますので、こまめにチェックすると良いですね。

ハンガーは肩周りが肉厚のものを

ダウンは水を含むと少々重くなりますので、細いハンガーに吊るすと型崩れの原因になります。

肩周りに厚みのあるハンガーを使うと空気も通りやすくなり、「型崩れ防止＋乾きやすい」というメリットが得られますよ。

針金ハンガーしかない場合は、肩の部分にタオルを巻きつけると「肩周りを肉厚に＋乾きやすくなる」ハンガーに返信します♪

2〜3日干し続けた方が良い

ダウンの中身はなかなか乾きにくいため、乾いたと思っても中身に水気が残っている場合もあります。

触ってみて外側が乾いたな、と感じても、できれば2〜3日は干し続けておきましょう。

平置きで干せばダウンの偏りが防げる

ハンガーで吊るすよりも、平置きで干す方がダウンの型崩れや羽毛の偏りを防ぐことができます。

平干しネットは丸い形のものより、平べったく置けるタイプの方がダウンには向いています。

↓ダウンにぴったり♪ワイドサイズの平干しネット↓

ダウンを手洗いする方法

こちらの項目では、ダウンを洗濯機で洗う手順を紹介しています。

汚れがひどい場合は固形石けんで下洗いを！

画像引用：楽天市場

襟や袖の汚れがひどい場合は固形石鹸で下洗いしましょう。

汚れた部分に直接石けんを塗り、最初は優しく揉み洗い。

どうしても汚れが落ちない場合は、研磨剤なしのスポンジで軽く叩いたりこすったりすると良いですね。

ダウンを手洗いするときは専用洗剤がおすすめ

画像引用：楽天市場

ダウンを手洗いするときは、ダウン専用洗剤を使うと失敗しにくいです。

専用洗剤であればダウンを優しく洗い上げることができ、ダウンの質感を損ねずに済みますよ。

ぬるま湯でそっと押し洗いする

画像引用：楽天市場

洗い桶（または洗面台・風呂桶）に30℃くらいのぬるま湯をはって、洗剤を入れたら優しく押し洗いしましょう。

長時間のつけ置きや強い力での揉み洗いは避け、空気を抜くように何度かダウンを洗濯液の中で上下させてください。

洗濯液に汚れが出てきたらそのまま5〜10分つけ置きをし、新しい水で優しくすすぎます。

ダウンを手洗いしたら脱水は洗濯機で

手洗いしたダウンの脱水は、洗濯機の脱水機能を使うのが便利です。

裏返してお洗濯ネットに入れた後、脱水のみモードでやさしく水分を取り除いでください。

洗濯機の力による均一な脱水は、ダウンの羽毛が偏らずにふっくら乾くためのベースを作ります。

ダウンを手洗いしたときの干し方と注意点

手洗い後のダウンは、やさしく干すことが大切です。

影干しが理想的で、ダウンが直射日光で傷まないようにしてくださいね。

また、洗濯後のダウンを干す際は以下のポイントをおさえておくとフワフワに乾きますよ♪

脱水直後にすぐバサバサ振る・中身をほぐす

脱水が終わったら、羽毛の偏りを防ぐためにも何度かバサバサと大きくダウンを振るのを忘れずに！

乾かしている途中にも、何度か羽毛をほぐすことで固まってしまうのを防げますので、こまめにチェックすると良いですね。

ハンガーは肩周りが肉厚のものを

ダウンは水を含むと少々重くなりますので、細いハンガーに吊るすと型崩れの原因になります。

肩周りに厚みのあるハンガーを使うと空気も通りやすくなり、「型崩れ防止＋乾きやすい」というメリットが得られますよ。

針金ハンガーしかない場合は、肩の部分にタオルを巻きつけると「肩周りを肉厚に＋乾きやすくなる」ハンガーに返信します♪

2〜3日干し続けた方が良い

ダウンの中身はなかなか乾きにくいため、乾いたと思っても中身に水気が残っている場合もあります。

触ってみて外側が乾いたな、と感じても、できれば2〜3日は干し続けておきましょう。

平置きで干せばダウンの偏りが防げる

ハンガーで吊るすよりも、平置きで干す方がダウンの型崩れや羽毛の偏りを防ぐことができます。

平干しネットは丸い形のものより、平べったく置けるタイプの方がダウンには向いています。

↓ダウンにぴったり♪ワイドサイズの平干しネット↓

洗濯で失敗したダウンの復活方法｜まとめ

本記事では洗濯に失敗してしまったダウンを復活させる方法と、正しいダウンの洗濯方法をまとめました。

ダウンを洗濯機で洗ってしまったからといって、正しい方法であれば失敗するわけではありません。

また、万が一失敗してしまったとしても復活方法がありますので、もしものときは本記事を活用してくださいね。

気軽にダウンを洗えない、クリーニングに出すのはコスト的に無理という場合は、洗わないダウン用の洗剤も今は販売されていますので、そちらの使用も検討してはいかがでしょうか。

＼水なしでダウンを洗浄！付けて拭き取るだけ♪／