『ダンス・ダンス・ダンスール』に登場する天才バレエダンサー・ブランコ。
主人公の潤平がバレエに魅了されるきっかけとなった人物であり、のちに潤平に対して大切な教えを説いてくれる師匠でもあります。
そんなブランコについて、作者のジョージ朝倉さんがモデルを明かしていました。
『ダンス・ダンス・ダンスール』ブランコのモデルはセルゲイ・ポルーニン!
作者のジョージ朝倉さんが、冒頭のバレエダンサーのモデルとして名前を挙げていたのは以下の4人!
- セルゲイ・ポルーニン
- ミハイル・バリシニコフ
- ジョルジュ・ドン
- ファルフ・ルジマトフ
こちらのサイトでも、以下の記事にてモデルの予想をしていて、その時に以下の3人の名前を挙げました。
- セルゲイ・ポルーニン
- 首藤康之
- ウラジーミル・マラーホフ
セルゲイ・ポルーニンだけではありますが、予想が当たって嬉しいです!
やはり、セルゲイ・ポルーニンを最初に見たときの高揚感は、潤平が冒頭のダンサーを見たときの気持ちと近いものなんだと改めて分かりました。
セルゲイ・ポルーニンとは?
ウクライナ出身のバレエダンサー。
最年少でイギリスのロイヤル・バレエ団(夏姫が留学しているところですね!)でプリンシパルに選ばれましたが、「才能豊かな問題児」「破天荒で手に負えない」とも言われていた人物です。
ロイヤル・バレエ団を突然脱退したあと、ホージア「Take Me to Church」のミュージックビデオでダンスを披露し、再び脚光を浴び、2016年に自身のドキュメンタリー映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』が公開。
その後も役者として、『オリエント急行殺人事件』や『レッド・スパロー』などに出演しています。
セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーを見て彼の生い立ちを知ると、セルゲイ・ポルーニンはブランコであり、流鶯であり、サシュコーでもあるのかもしれません。
ミハイル・バリシニコフとは?
“ミーシャ”の愛称で親しまれている、著名なバレエダンサー。
70年代にアメリカン・バレエ・シアターでプリンシパルを務め、映画やドラマにも多数出演。
ジャンプの高さやキレの良さが素晴らしく、映画『ホワイトナイツ 白夜』で見せた11回転は必見です。
その他にも、『セックス・アンド・ザ・シティ シーズン6』のシーズン6でキャリーの恋人・アレクサンドルを演じていたことでも有名ですね!
ジョルジュ・ドンとは?
アルゼンチン出身のバレエダンサー。
ベジャールの「ボレロ」と言えばジョルジュ・ドン!というくらいのダンサーで、日本でも好きな人は多いのではないでしょうか。
ブランコと同じアルゼンチン出身ということもあり(ルーツはロシアの移民です)、ドラマチックで表現豊かな踊りは、確かにブランコのモデルという感じがします。
彼のための映画『愛と哀しみのボレロ』もあるくらい、巨匠に愛されていた人物です。
ファルフ・ルジマトフとは?
マリインスキーのプリンシパルを務めたバレエダンサー。
とにかくバレエファンの間でその名前を知らない人はいないというくらいの、大物・帝王・最高のダンサーと言われています。
演劇への出演や、芸術監督なども務め、さまざまな分野で活躍してきました。
まとめ
こちらの記事では『ダンス・ダンス・ダンスール』ブランコのモデルについてまとめました。
さまざまなダンサーからインスパイアされ、ブランコという人物が出来上がっていると分かり嬉しいですね。
義足となってしまったブランコですが、いつかステージでもう一度踊る姿を見てみたいです。