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【アニメ以降のネタバレ!】ダンスダンスダンスール原作漫画で潤平はどうなる?6巻〜最新刊までのあらすじネタバレ感想

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ダンス・ダンス・ダンスール,漫画

引用:eBookJapan

アニメ化もされ話題となった漫画『ダンス・ダンス・ダンスール

幼い頃にバレエと出会った少年が、持ち前の才能を活かし世界へと挑戦する傑作バレエ漫画です。

現在23巻までが発売され、中学生〜高校生までの軌跡が描かれました。

本記事では、アニメ以降の潤平たちは一体どうなったのかと気になる人に向け、原作漫画の6巻〜最新刊まであらすじとネタバレ感想をまとめています

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目次

『ダンス・ダンス・ダンスール』6巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール,漫画

引用:eBookJapan

こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』6巻の

  • 6巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

6巻からの登場人物

  黒島  

潤平たちの同級生。豊満なスタイルとギャルっぽい雰囲気が特徴。小学5年生までバレエを習っていた。

  ぬっくん  

兵ちゃんたちにいじめられていた同級生。ネットで彼女が出来てから自信たっぷりの少年に変化。※アニメでは省略されている人物

  岩井先生  

生川バレエ団の団長

『ダンス・ダンス・ダンスール』6巻あらすじ

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潤平が、生川のサマースクールでSSクラスの権利を獲得してから1年が過ぎていた。

あれから潤平と海咲はそのままSSクラスの所属となり、男子クラスに力を入れたい生川綾子の計らいで、以前より生川でバレエ漬けの日々を過ごしている。

中学三年となったクラス替えでは、流鶯・都・兵ちゃんが同じクラス。潤平は1人離れ、隣のクラスの生徒になっていた。

海辺での一件以来、都から壁を作られている潤平。話しかければ返事はしてくれるものの、全てを笑顔でかわされてしまうようになった。同じクラスの黒島の水着姿にドキドキしつつも、成長した自分の体に焦りを感じている潤平。

1年前より身長が20センチ伸び、体重も20キロ増えた。

思うように体が動かず、周囲からは集中力が切れていると思われてしまう。久しぶりに自主練で夏姫と会い「パリの炎ごっこ」をしても、以前感じた星の爆ぜる感覚が失われてしまっていて……。

お互い、体が少しずつ変化し始めている。夏姫も生理が来たことで自分のピークが終わってしまったと嘆いていた。2人でなら見られると思っていたあの景色。もう2度と見られないかもしれない。

しかし、成長したことで、この先きっと2人でパ・ド・ドゥが踊れる……!

それに気がついた潤平たちは、これからもっと先の自分たちを思い描いた。バチッとその映像が浮かぶ2人。これからまだまだ、もっと凄い所へ2人でなら行ける!

生川のスクール公演で、「GEISHA」を上演することが決定した。

自分の体をコントロールしきれない潤平は、一度は降板を言い渡されてしまいながらも、もがき苦しみながら何とか「GEISHA」の出演をもぎ取った。

バク宙1つで「GEISHA」の舞台の空気を変えてしまう潤平。

カーテンコールで号泣しながら、自分は千鶴に送り出してもらい、そして生川に受けれてもらった。それがいかに凄いことだったのかを、改めて実感しているのだった。

「GEISHA」のロシア公演に参加することが決まった潤平。

しかし出発直前、兵ちゃんがぬっくんに刺されたと電話が入る。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』6巻ネタバレ感想

アニメ化された部分の1年後から、6巻は始まります。

あの海辺での一件以来、関係性が変わってしまった潤平たち。

潤平は自分自身の体の変化についていくのに必死で、都は相変わらず“役割”を全うしています。

でも実は、「GEISHA」の舞台をひっそりと見に来ていたと分かるシーンがあり、そこに切なさを感じました。都は、自分が本当に望むものからは距離を取ってしまう。これって潤平に少し似ている所がありますよね。

そして、6巻の終わりから7巻の序盤にかけて、アニメには登場しなかった「ぬっくん」と兵ちゃんのエピソードが展開されます

アニメ化にあたり、ぬっくん周りはちょっとハードな内容でしたし、本筋から少し離れたとこにあるエピソードなので割愛されていました。

しかし、このぬっくんとの出来事を通し、兵ちゃんが「自分はずっと潤平になりたかった」「潤平から求められたかった」と気がついていきます。

この、10代の若者が抱える「望むものが手に入れられない焦燥感」は、作品を通して色々な場所で語られているので、この、ぬっくんと兵ちゃんのお話もとても重要なエピソードだと私は考えています。

まあ、それを抜いてもこの一連のやり取りは一見の価値あり!

これはこれで別のお話描けちゃうんじゃないの?という密度なんです。

あと、最初漫画を読んだ時には、潤平を見出してくれた千鶴さんがこの先ずっと伴走してくれるんだと思ってたのに……!なぜ……!という気持ちがありました。

しかし、6巻の千鶴さんを見ていると、潤平にとってその時その時必要な大人たちが、必要な形で彼をサポートしているんだと気が付きます。

1年経った彼らが、今どんな状況にいるのかが明確に分かる6巻でした。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』7巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール7巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』7巻の

  • 7巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

7巻からの登場人物

  ニコラス・ブランコ  

アルゼンチン生まれ。元アメリカン・バレエ・シアターの元プリンシパル

  鷲尾(ワッシー)  

子供バレエ公演で団長を務める35歳。生川バレエ団ソリストで顔が濃いのが特徴

  加賀 紅乃  

子供バレエ公演に参加2回目の31歳。生川バレエ団ファーストソリストで既婚者

  間野 薫  

子供バレエ公演に参加の19歳。生川バレエ団アーティスト

  田村あい  

子供バレエ公演に参加の21歳。生川バレエ団ファーストアーティスト

  桜島天  

子供バレエ公演に参加の20歳。生川バレエ団ソリスト。かつてローザンヌ国際バレエコンクールで入賞した経験があり、生川綾子の強い希望で入団した経緯がある

『ダンス・ダンス・ダンスール』7巻あらすじ

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兵ちゃんが刺されたという知らせを受けロシア行きをドタキャンした潤平は、綾子の怒りを買い、夏休みの間、生川でのレッスンを禁止されていた。

そんななか、岩井先生のコレクションからある1本のDVDを見つける。

アメリカン・バレエ・シアター(ABT)の「ドン・キホーテ」。

そこに映っているのは、かつて幼い日の潤平に衝撃を与えたあのバレエダンサー、ニコラス・ブランコ。

ほとばしる生命力と確かな技術。

映像を通しても尚、潤平の体に爆ぜる星を送り込んでくる彼の姿。

しかしブランコは27歳のときにバイク事故で片足を失い、以来バレエを踊っていない。その事実を知った潤平は、言葉にならないほどショックを受けてしまうのだった。

そしてロシア行きをすっぽかした潤平は、綾子からある指令を受けていた。

それは、生川の子どもバレエ公演に参加し、「バレエをもう一度みたい」という子どもたちの割合を65%から120%に引き上げるというもの。およそ達成不可能なミッションを課され、生川にはもういられないかもしれない……と考え始める。

しかし、五代スタジオでレッスンを受ける流鶯の姿を盗み見、五代はもう自分の帰る場所はないと悟った。生川で学び、もっと上手くなりたいと強く願う潤平は、子どもバレエ公演に力を入れることを決めた。

しかし、子どもバレエ公演は綾子から期待されていないメンバーの集まりだと言う。

鷲尾(ワッシー)、紅乃、薫さん、あいちゃん、天さん、それぞれに事情があり、“プロとして安定した舞台を提供する”ことを第一に考えている。

しかし潤平は、潤平なりのやり方で子どもバレエの舞台を変えていこうと模索するのだった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』7巻ネタバレ感想

6巻から引き続き、7巻の序盤は兵ちゃんとぬっくん、そして兵ちゃんと潤平のエピソードです。

「自分だけが潤平の理解者だ」と感じていた兵ちゃんは、潤平に必要とされたくて、もがきっぱなし。

でも、もがけばもがくほど、誰かを傷つけてしまうのが兵ちゃんという人なのです。

思春期の恐ろしさ、脆さ、繊細さ、切なさが兵ちゃんの体の中パンパンにつまっていて、今にも爆発しそうになりながら怯えていたんだなあと、そんな風に感じました。

兵ちゃんにも、潤平にとってのバレエがみたいなものがあれば違ったのかもしれません。

いや、潤平にとってのバレエが、兵ちゃんにとっての潤平だったのかもしれません。

潤平は人と関わるのが上手いですし、気がつけば周囲に仲間がいるような人です。しかし考えてみれば、“ライバル”というニュアンスを含まない友だちは、兵ちゃんだけなのかもしれませんね。

今後の展開に出てきますが、自分の弱い部分を晒せるのも兵ちゃんでした。実は潤平にとって必要な存在ではあるんですが、あまりにも陰ながらすぎて、そこも面白いキャラクターだなと思いました。

また、7巻でやっと潤平憧れのダンサーの詳細が判明!

ニコラス・ブランコというその人物が、今はもうバレエを踊っていないと知って愕然とする潤平ですが、子供バレエ団の活動を通して、自分がかつてブランコから与えられた衝撃をどこかの子供が感じてくれたら……と思うようになっていきます。

子どもバレエの舞台でトラブルが起きた時、David Parsons「Caught」のようなものを披露します。

あの、バーン!と子どもたちの心に稲妻を走らせるような潤平の踊り

こういった場面こそ、アニメや動画で見てみたくなってしまいますね。

「Caught」が気になる方は、YouTubeで「Caught Jaime Martinez」や「Caught - Excerpts」と検索してみてください!

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『ダンス・ダンス・ダンスール』8巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール8巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』8巻の

  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

『ダンス・ダンス・ダンスール』8巻あらすじ

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潤平のいる子供バレエの巡業に、なぜか夏姫が参加している。

どうやら綾子に自分の将来を決められそうになり、怒って家出をしてきたようだ。

ただ行き場がなくなり遊びに来ただけかと思っていたが、本当は、潤平を国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」に一緒に出ようと誘いに来たのだった。

そのコンクールは、もしかしたら流鶯が出場するコンクールかもしれない!

自分も出たい!と即答する潤平だったが、綾子の許可がないまま出場するのは気が引ける。そこまでして出る必要があるのか……と迷っていた。

そんななか、夏姫と遊びでドンキのパ・ド・ドゥを合わせてみる。

最初はなかなか上手くいかなかったが、ある瞬間、練習していなかったハズのリフトがバチっと決まり、目の前に世界が見えてしまう2人!!

そう、夏姫とはこういう感じ!と、潤平がビリビリ来ていると、なぜか同級生の黒島が練習場所に遊びにくる。

どうやら潤平の誕生日を祝いに来たようだが、なぜ黒島が、自分の誕生日のためにこんな場所まで1人で来たのか全く検討もつかない潤平。

しかし、「黒島がずっと自分を好きだった?」と思うとどんどんと気になってくる。

そんななか、黒島が潤平の大好きな映画のワンシーンを再現するようなハプニングにあってしまった。

その一瞬が潤平の心を掴み、晴れて2人は交際することとなる。

実は潤平の誕生日プレゼントを用意していた夏姫。何も言わずに子どもバレエの練習所から去ってしまい、潤平は夏姫の気持ちを知らないままだった。

子どもバレエの舞台にどんどんやる気を無くしていく天。

このままでは、子どもたちから120%の「バレエをもう一度みたい」を引き出せないと焦った潤平は、天の役を自分がやると言い出すのだが……?

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『ダンス・ダンス・ダンスール』8巻ネタバレ感想

潤平に感化され、どんどん子どもバレエに対する意識が変わってくるメンバー。

潤平の「バレエ楽しい!」「バレエ最高!」というきらめきが、かつてメンバーたちが抱いていたバレエに対する情熱を思い出させてくれる、そんな感じでした。

天さんみたいな天性の王子様でも、腐ってしまったら終わり。何が起きても気持ちを持続させていくことの難しさを感じます。

で、問題は黒島ですよ!

潤平ーー!

黒島が訪ねてくる直前、夏姫とのエッチな夢を見ていた潤平ですが、なぜか夏姫に対しては「そういうんじゃなくて……」となってしまいます。

なのに黒島からちょっと押されたらグラグラ〜。めちゃくちゃ思春期を体現している潤平!

でも、よく考えてみたら、潤平ってまだ15歳なんですよね。

15歳の少年が可愛い女子に言い寄られて、しかも自分の好きな映画のワンシーンみたいな瞬間があって。付き合うことになっても責められないじゃないですか。

まったくー、という気持ちにもなりましたが、実は夏姫がちゃんと潤平に思いがあったと知れて良かったなという巻でもありました。

ちなみに、黒島に起きた映画みたいなハプニングは、浴衣姿の黒島が雨の日にトラックの水はねを浴びてビショビショになってしまうというもの。

「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」のワンシーンのことではないかな?と推察します。(作者がはっきり言及したわけではありません……念の為)

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『ダンス・ダンス・ダンスール』9巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』9巻の

  • 9巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

9巻からの登場人物

  佐藤寛太  

コンクールで上位をいくつも獲得している少年

『ダンス・ダンス・ダンスール』9巻あらすじ

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子どもバレエで、子どもたちから120%の「バレエをもう一度みたい」を引き出した潤平。

綾子は奨学金継続の連絡をするために潤平を呼び出すと、突然潤平がYAGPに出場したいと言い出す。

反対するかに思えた綾子だったが、夏姫も潤平もYAGPにエントリーしていいと許可を出し、さらに費用は全部生川が持つと言うのだった。

そして、潤平には将来生川へ入団することを念押しをする。

YAGPに向けての練習が始まるが、潤平は黒島との付き合いで時間を取られてしまう。

そんななか、流鶯が五代スタジオの公演で「ジゼル」のアルブレヒトを踊ったと耳にする。

潤平は自分もYAGPでジゼルを踊りたい、流鶯と比べて今自分がどれくらいか知りたい!と言い出す。

しかし、中村先生はそれを反対し、「ドン・キホーテ」のバジルを踊るよう提案するのだった。

ある日の放課後、放っておかれた黒島が拗ねてしまったので、なだめるようにおでこにキスをした潤平。すると、その姿を都に見られてしまう。たったそれだけのことで、練習に身が入らない潤平。

そして都もまた、潤平のことを気にしている。

都が潤平への気持ちを抱えていることを見抜いている流鶯。

結婚しよう、一緒にロシアに行こうと声をかける。お姫様になって自分は流鶯を守らなくちゃいけない。都は未だ、役割の中。お互いにまるで依存し合うように支え合っていた。

YAGPの予選会場、全国から入賞とスカラシップを目指した若者が続々と集まってくる。

生川からの参加者は、潤平、夏姫、寿。そしてきっと都と流鶯も参加するはずだと考えている潤平。

コンクール上位入賞者の佐藤寛太に挑発されながらも、なんとか自分の踊りを予選で披露しなくてはいけない。

若干の居心地の悪さを感じていた潤平だったが、踊っていくうちに、今まで自分を導いてくれた人々の顔が浮かび、彼らの声が聞こえてくるようだった。

そして――。

流鶯が参加しているコンクールは、YAGPではなくワガノワ・プリだと判明する。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』9巻ネタバレ感想

プレッシャーをものともしなかった潤平が、バレエを知っていくことで徐々に居心地の悪さ、緊張を感じていくようになります。

そんなとき、今まで習ってきた先生たちのことを思い出すシーン、ちょっと感動してしまいました。

陰ながら予選を見ていた千鶴も潤平の成長をみて「せいせいした」なんて言っちゃいますし、本当にこの漫画は子どもたちだけでなく、大人たちも魅力的なんです。

潤平の能力を最大限まで引き出そうとする中村先生。うるさいくらいに細かく指導し、潤平が間違いそうになると道を正してくれる。

まさか、中村先生がこんなに素敵キャラになるとは最初の頃思っていませんでした!

中村先生!バンダナ先生!と何度叫びそうになったことか……。

YAGP編では、そんな中村先生と潤平の関係も見どころの一つです。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』10巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール10巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』10巻の

  • あらすじ
  • ネタバレ感想

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『ダンス・ダンス・ダンスール』10巻あらすじ

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流鶯がYAGPに出場しないと知り、何のために自分はここにいるかと考える潤平。

そして久しぶりに都と2人で話す時間ができ、流鶯のこと、お互いのこと、これからのことを話した。

都はちゃんと伝える。かつてどれほど自分が潤平のことが好きだったかを。

そして潤平は様々なことを逡巡しながらも、いつかまた舞台の上で付き合おうと伝える。それは、これからも都にバレエを踊っていて欲しいという気持ちも込められていた。

そこへ、流鶯がワガノワプリで一位を獲ったとの知らせ。

潤平と都は、流鶯の凄さを改めて感じていた。

予選では、今潤平にできる「正しい」ドンキのバジルをやり切った。しかし佐藤寛太の、見ているものを巻き込むようなドンキのバジルに敵う気がしない。踊っている最中に、あの星の爆ぜる感覚なかった……と考えていた潤平。

すると、予選会場の照明が突然暗転し、休憩時間にも関わらず誰かが舞台で踊りを披露している。

それは、ワガノワから飛んできた流鶯。

潤平がYAGPに出場していると知り、コンクール後に着の身着のまま日本へと帰ってきたのだった。

流鶯の踊る「ジゼル」に、会場全体が圧倒されていくのが分かる。

いちいち胸を締め付けてくるような、そんな舞台。

踊り終わった流鶯は、舞台からまっすぐ潤平のところまでやってきて、怒りの表情で「下手くそ!」と罵るのだった。そして、自分は(お前が追いつかないほどの)本物になると言い残し、そのまま会場を後にした。

流鶯はこれからロシアへと旅立つ。一緒に行こうと都に伝えたが、都は自分もバレエを向き合いたいと言い、それを拒んだ。

そして、流鶯と都は最初で最後のキスを交わした。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』10巻ネタバレ感想

10巻は、どこを切り取ってもエモい!

エモすぎて、私の書いたあらすじだけでは伝え切れませんでした。

まず、久しぶりに2人で話をした潤平と都のシーン。

ただ好きなだけなのに、なぜか上手くいかないなんて、なんて切ないんだろうと。胸が締め付けられる思いです。

ほんの少しだけすれ違ってしまう、そんな恋の甘い痛みがこの2人の間にはあるのだと。何かを含んだ都の表情にいちいちドキッとしてしまいました。

そして、潤平が参加しているという理由だけでロシアからすっ飛んでくる流鶯。舞台で披露した流鶯の「ジゼル」。そこからの別れ。

流鶯と都の関係は、この10巻で一区切りとなったようです

張り裂けそうな心と共に、次の一歩を踏み出した若者たち。痛みを乗り越えた先に、きっと何か明るいものがあると、そう信じたくなるエピソードでした。

そして更に、流鶯と千鶴のシーンにもホロリ

森家の呪縛にとらわれているのは千鶴も一緒なんですよね。流鶯に絡みつく不要なものを解きほぐしていく千鶴と、そんな千鶴に感謝を伝える流鶯。これは、感動せずにはいられません(涙)

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『ダンス・ダンス・ダンスール』11巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール11巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』11巻の

  • 11巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

11巻からの登場人物

  神川理久  

18歳。『眠れる森の美女』の王子役Wキャストの1人でロシア研修帰り。生川への入団が内定している。天才肌の元ヤンチャ青年

  桜島勇気  

18歳。『眠れる森の美女』の王子役Wキャストの1人でロシア研修帰り。生川への入団が内定している。誠実で真面目なバレエを踊る青年

『ダンス・ダンス・ダンスール』11巻あらすじ

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流鶯から「つまらなくなった」と言われ、どう踊ればいいか分からなくなる潤平。

予選で踊っているとき、光が見えなかったことを中村先生に伝える。

だったらお星さまが見える踊り方をすればいいと一度は突き放すも、結局潤平が心配で目を話すことができない中村先生。

バレエ歴の浅さを痛感した潤平は、100回踊って体に叩き込むつもりだ。

本来であればそんなことは止めなければいけない立場だが、やめろと言ってもやるのが潤平である。中村先生は、そんな潤平のアホな行いにとことん付き合うことを決めるのだった。

ヘトヘトになるまでバジルを100回踊り続け、舞台前に体が動かなくなってしまう潤平。

自由に踊っていいと言われてもどうしていいかすらも分からない。そんな潤平に対し、中村先生は「音を好きにとって良い」とアドバイスを送った。

しかし、だるい体と鈍くなった思考力。潤平は、どうせやっても流鶯には届かないのだから、適当に踊って帰ろうとすら思っていた。

出で失敗し、審査員の目にも「きっと退屈な踊りになる」と思わせた次の瞬間。

音楽が鳴り出すと、いきなりスイッチの入る潤平!

皮膚が泡立ち、音が勝手に潤平の体を動かす。見ている誰もが、自分も踊りだしたくなる、そう思わせる力が潤平の踊りにはあった。

結果、夏姫はクラシック女子JR部門一位を獲得。都はカナダのバレエスクールのスカラシップを獲得し、潤平は三位に終わった。

YAGPの三位に入賞しても、NY本戦は確実ではない。結果を待つ間、生川の講演会で『眠りの森の美女』に参加することに。

しかし、元々ロシア帰りの神川理久と桜島勇気がWキャストで王子を演じるはずだったにも関わらず、綾子が急遽、王子役はオーディションで決めると言い出すのだった。

そして理久と勇気の他、海咲とYAGPに参加するかもしれない潤平が立候補することに!

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『ダンス・ダンス・ダンスール』11巻ネタバレ感想

流鶯にコテンパンに打ちのめされた潤平は、始めるのが遅かったというハンデを埋めるため、バジル100本ノックを実行します!

なんたるスポ根展開!中村先生も熱い!

そして、綾子が潤平の体を心配している描写も入り、生川の一員として潤平を大切に思っているシーンもちゃんとありました。

そして何と言っても、予選の舞台で潤平が披露した「ドン・キホーテ」のバジルです。

漫画の一コマ一コマから、潤平の笑い声と高揚感、そしてビカビカと光る魂の輝きが感じられました。

出て失敗したあとからの急変!これを本当に現場で見ることができていたら、きっと自分も会場にいる人たちと同じ気持ちになっただろうなあと。

とにかく踊るのが好きで楽しくて仕方がない、そんな潤平の最高に潤平らしい良さが出ているシーンだと思います。

そして、なぜか急遽参加することになった「眠り姫」の王子役オーディション。

実はテレビの密着が付くことになっていて、綾子のプロデューサー的思惑がビシビシと発揮されている展開ですね。

また、このぐらいから徐々に黒島との関係は本当に終わりの予感が濃厚になっていくのでした。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』12巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』12巻の

  • 12巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

12巻からの登場人物

  白波 響  

生川系列の「LaLaバレスクール西東京支部」に通う生徒

『ダンス・ダンス・ダンスール』12巻あらすじ

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王子役オーディションのため、相手役のオーロラ姫を急遽務めることになった夏姫。

そしてもう1人は、系列のバレエスクールからやってきた白波響である。

見るからにオーロラ姫とは真逆の風貌をしている響だったが、一度踊り始めれば、まるで別人のようになる。

愛らしく、“姫”としてそこにいる響。

それを見た夏姫も、俄然やる気が出てくるのだった。

潤平や海咲のペアを見ていた紅乃は、各ペアに色気が足りないと言い出す。そして、海咲は響と、潤平は紅乃とデートへ出かけることに。

潤平は「王子」を理解していなかった。潤平の中にはどこか、王子をかっこ悪いとバカにしているフシがある。それを見抜いた中村先生は、潤平が自分のための王子像を作り出さなくてはいけないと告げる。

そして、そのヒントは響にあると言うのだった。

響の家庭は決して裕福とは言い難い。そして風貌も“姫”から程遠いのだが、彼女の中には“姫”が息づいている。

海咲とのデートで壁を崩さない響だったが、海咲からプレゼントされたポストカードは大切に部屋に飾っているのだ。

潤平と夏姫は、銀矢が指導で発した「運命」という言葉でスイッチが入り、俄然パ・ド・ドゥが良くなってくる。しかしまだまだ恋する少年。王子はつねに王子であらねばならないのだ。

海咲に壁を作っていた響にも転機が訪れる。

綾子の提案で、オーディション用のペアを交換してみることになった。

しかし、響はオーディションを辞退すると言い出す。海咲は響を説得しに追いかけ、そこで自分が抱えるコンプレックスについて吐露し始めた。自分はあなたのような天才が嫌いだ。しかし、あなたと踊りたいのだ……と。

海咲の言葉で何かが吹っ切れたような響は、海咲との間にあった壁を取っ払い、素晴らしいオーロラを練習で披露するのだった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』12巻ネタバレ感想

12巻から登場する響。彼女と海咲のやり取りに、とても胸が苦しくなりました。

お互いに、自分が手に入れられなかったものへのコンプレックスを抱いている。特に響は自分の殻にこもってしまっていて、海咲と向きあおうともしません。

しかし、コミュ力の高い海咲の良さがここで活きていました。響の心をノックする。ときに優しく、ときに強く。

響の可能性を引き出す海咲の言葉は、彼の本音だったからこそ響へ届いたんじゃないでしょうか。

足りないものがある同士が共に踊ることで、一歩本物へと近づいていく。補える関係としての海咲と響、とても素敵な2人だと思いました。

そして、潤平と夏姫のペアもイイ!

銀矢さんの「運命」という言葉でスイッチが入った時の潤平は、実は都のことを思い出していました。

しかし潤平の後に続くように夏姫がオーロラ姫として踊りに加わると、一転、潤平は夏姫との踊りで「運命」を表現し始めます

このときの2人のキラキラ感!読んでいてこちらまでドキドキするような、そんなパ・ド・ドゥなんです。

そりゃあ踊り終わった夏姫が顔真っ赤にしちゃうよな!うんうん!

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『ダンス・ダンス・ダンスール』13巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール13巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』13巻の

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『ダンス・ダンス・ダンスール』13巻あらすじ

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段々と、「眠り」のパ・ド・ドゥの息が合ってきた潤平と夏姫。

話し合って、高め合って、2人のパ・ド・ドゥを完成させるのは面白いと感じはじめていた潤平。ふと、夏姫をキレイだなと思ってしまう。しかし潤平はまた、夏姫とはずっと踊っていたいから、そういうんじゃなくて……と考えている。

夏姫は本人よりも潤平のこの先のことを心配していた。このまま、他の場所を知らずに生川でいいのか?と何度も問う。海咲からもまた、YAGPと「眠り」を並行するなんて、お前は何がしたいのだと聞かれるのだった。

潤平・夏姫ペアがまだまだ未完成ななか、海咲・響ペアがすでに完成形に近づいている。

急遽大人たちの間で話し合いがもたれ、潤平と夏姫は焦りを感じていた。

そして焦る気持ちを抑え込むかのように、2人は夜のスタジオへと忍び込み、こっそりと「眠り」の練習を始める。

自分たちが選ばれないなんてありえない、苦しいと漏らす夏姫に、潤平は夏姫のための王子になりたいと伝えた。

そこに中村先生が現れる。綾子からは、もう潤平たちは選ばれないと伝えていいと言われていたが、それでも2人にアドバイスをし、彼らの気が済むまで練習に付き合った。

海咲・響ペアのカギは、海咲が一皮むけるかどうか。

気合の入っている響に、海咲はついていくのがやっとだった。

しかし、響の言葉が彼を変える。

オーディション前に王子は海咲と勇気に決まり、理久はブルーバード。

もちろん響は海咲の相手役・オーロラを務める。

潤平と夏姫は王子・姫のアンダー(代役)に決定した。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』13巻ネタバレ感想

オーディションを通し、潤平と夏姫が互いをどれだけ必要としているかが一つ一つ積み上げられ、語られた13巻。

この2人の関係性やトキメキ、そして、相変わらず付きっきりで彼らの面倒を見てくれる中村先生と、見どころとなるポイントが多い1冊なのですが。

この巻は何と言っても、やはり響と海咲のやり取りでしょう!

12巻で互いのコンプレックスをぶつけ合い、次のステップへと進んだ響・海咲ペア。

しかし、何かが吹っ切れたような響と、天才についていくのがやっとだと考えている海咲では、少し歩みに差がありました。

それを変えたのは、響の言葉と、海咲がこれまで響にどう接してきたかの積み重ねでもあります。

一番グッとして来てしまったのは、響きが言った「あなたは始めっから今までずっと私を蔑むことなんてなかった」という言葉です。

恵まれたスタイルと才能がありながら、ただ顔が“美しくない”というだけで周囲から笑われてきた響。家にお金もなく、響のやりたいことになど興味すらなかった父親。環境に押しつぶされそうになりながらも、彼女が「バレエの中で生きる」と決められたのは、海咲の存在があったからこそ

メインは潤平・夏姫で進んでいく1冊ではありますが、最後にグイッと海咲・響ペアに心を持っていかれてしまった、そんな13巻でした。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』14巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール14巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』14巻の

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『ダンス・ダンス・ダンスール』14巻あらすじ

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YAGPに向け、コンテンポラリーの作品をどうするか……という時期に来ていた。

授業でコンテを踊っていると、実は潤平が「眠り」の王子に選ばれなかったことを死ぬほど悔しがっていると岩井先生に見抜かれてしまう。

どんなに潤平と夏姫の踊りが素晴らしくても、「眠り」という一つの物語の中では浮いていてしまっていたのだ。

しかしそれを経て潤平は、バレエのバリエーションが物語の一部であることを改めて理解する。

コンテンポラリーの振り付けを岩井先生に頼み込み、テーマは「道」と決まった。

しかし、岩井先生の言う“全身全霊で自分をさらけ出す”までは到達していない。

そして春が来て、潤平たちは中学卒業を迎える。

都とは連絡先も交換できないまま……これから先、二度と交わることはないかもしれない、と感じる潤平。互い笑顔で別れを告げ、潤平と都の物語に区切りがつく。

潤平は通信高校への進学が決定し、黒島とも別れることになった。

適当な気持ちで付き合って、黒島を傷つけてしまったことを引きずる潤平。

コンテのお披露目会で「道」を披露し、周囲が褒めてくれても、本当の自分を踊らなきゃという気持ちが拭えない。

ただ1人、岩井先生だけはその気持ちを見抜いている。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』14巻ネタバレ感想

この巻から、潤平のコンテンポラリーダンスがテーマとなってきます。

クラシックのように「正解」があるわけではないコンテは、潤平にとっては得意分野。どんどんと体が動き、初めて先生に褒められる場面もあります。

しかし、潤平のことを岩井先生が「小器用な見栄っ張り」と評したように、潤平は要領よくやることで自分の気持ちを隠してきた過去があります

だからこそ、岩井先生の望むコンテの表現は、潤平にとってチャレンジとなっていくのですが……。

黒島との別れをきっかけに、自分自身を深く掘り下げるという作業をここから始めることとなります

潤平って、その要領の良さや明るさも彼の魅力だったんですよね。

だからこそ人を巻き込むパワーがあり、人を引きつける魅力があった。

でもそれはまだまだ少年の“それ”であって……。

卒業式のシーン、都との別れも「青春の一区切り」という感じがして何だか切ない気持ちになってしまいました。

都が顔いっぱいの笑顔になるとき、それは潤平といるときなんですよね〜。

中学生編が終わり、ここからどうなっていくのか、期待と不安が入り交じる1冊となっています。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』15巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール15巻,漫画

引用:eBookJapan

こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』15巻の

  • 15巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

15巻からの登場人物

  パトリック・バシュラール  

フランスの振付家

  大原田  

BS夕日の社員で、YAGPのドキュメンタリーを撮影している

  サシュコー・エレメンコ  

カザフスタン出身のバレエダンサーで、前年のYAGP一位を獲得

『ダンス・ダンス・ダンスール』15巻あらすじ

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コンテの踊りに活かすため、潤平を色々な芸術に触れさせる岩井先生。

そして、なぜ自分がそこにいるか考えろと伝える。

上手く答えを導き出せない潤平に対し、前年のYAGPで一位をとったサシュコー・エレメンコのコンテを見るよう指示。紛争地域で生まれた彼と、どう同じステージに立つんだ?と聞かれ、潤平は何も答えられなかった。

サシュコーのコンテは、流鶯の踊りと重なる。

ダンスと生きることが密接に結びついた彼らとは違い、自分は空っぽなのだと思う潤平。

舞台で自分を出すなんて独りよがりだし、今までクラシックでは正しく踊ることを求められてきた。今更個人的なことを人前で披露することに躊躇してしまう。それは、かつて父親が仲間と撮った自主映画がごく個人的な内容で、それを面白いと思えなかった過去にも関係しているのだった。

舞台で“個人的なこと”を表現するのに躊躇する潤平。

それ見た岩井先生が、過去に自分とパトリック・バシュラールが踊ったコンテの映像を、ヒントとして差し出した。

それは岩井先生自身も見て欲しいものではない。しかし潤平は、岩井先生とバシュラールの踊りから、彼らの、ごく個人的な愛の物語を受け取るのだった。

YAGPで披露するコンテをどう踊るか?潤平が己の内側を深堀りしていく。

それは、思わず中村先生が嫌悪感を覚えてしまうほどの踊り。

このコンテでは、潤平が持つ良さがかき消されてしまうと危惧した綾子と中村先生は、なんとか予選会場では、お披露目会でのバージョンを踊るように導きたいと考えていた。

そしてNY本戦の本番。

綾子の計らいでYAGPの密着ドキュメンタリーがつくこととなり、ディレクターの大田原が潤平たちに同行することとなった。

バレエを知らない大田原は、踊りの違いが分からないという。

しかし、潤平のあのコンテを見た時だけは伝わったと言うのだ。

夏姫や中村先生は目を背けたくなってしまうような、あのコンテをだ。

コンテ本戦の舞台、重々しい潤平のコンテが始まる。

そして、それをサシュコーとニコラス・ブランコが見ているのだった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』15巻ネタバレ感想

コンテンポラリーへのチャレンジが、また一歩潤平を成長させていく15巻。

潤平が芸術を理解していくのに必要な過程だと分かってはいるんですが、15歳、16歳の少年がここまでしないといけないのか……と恐ろしくもなりました。

途中、感情をコントロール出来なくなってしまった潤平が心配にもなってきます。

しかし、潤平がハッピボーイだったからこそ、自分は何もない空っぽの人間なんじゃないか?という問いが生まれてきます。

過去のトラウマや闇を抱えている主人公……というのはよくあるキャラ設定ですが、こんな風に「普通に幸せであること」の焦燥感を深堀りしてくれるのは、さすが「ダンスール」!

不幸でなければ芸術の才能が開花しないなんていうのは、ある種の呪いでもありますもんね。

潤平が、潤平であることの意味と父親との関係が、ここでまた活きてくるのも面白いなと思いました。

そして、中村先生は相変わらず今回も熱いです!

「踊るのが怖い」という段階にまで行ってしまった潤平を、なんとか明るい方へと引き戻そうと奮闘してきました。しかし本戦の舞台直前、潤平の迷いを感じ取った中村先生は、気が済むようにやってこいと送り出します。

そこで語られる「なぜここにいるのか?」という問い対する答え!「全身全霊で魂を燃やしきるためだ!」というのもイイ!!どんどん中村先生を好きになってしまうんですよね、「ダンスール」は。

そしてそして!

とうとう15巻のラストにブランコが登場!!!

正直、最初に読んだ時はリアルに「きた〜〜!」と声が出てしまいました。

さて、潤平とブランコが出会ってどうなっていくのか?早く続きが読みたくなる15巻であります!

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『ダンス・ダンス・ダンスール』16巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール16巻,漫画

引用:eBookJapan

こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』16巻の

  • 16巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

16巻からの登場人物

オルガ・クズネツォワ

元ボリショイバレエ団のプリンシパルダンサー。現在はマンハッタンでバレエ講師をしている。

『ダンス・ダンス・ダンスール』16巻あらすじ

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YAGP本戦の舞台、重々しく始まった潤平のコンテは、会場で見ている人たちがゾッとして顔をそらしてしまうほどだった。

踊りながら過去の自分を思い出している潤平。

自分のこと、父親のこと、コソコソと隠れてバレエを踊っていたこと。間違った男らしさに縛られていたこと。

そして、過去の自分と決別するかのように、潤平の踊りが変わっていく。

ブランコのバレエを見た時の衝撃と、自分がバレエを選び取った日のこと。思い出せ!思い出せ!岩井先生の言葉が頭で鳴り響いている。

その踊りを見ていた中村先生は、かつての自分に思いを馳せた。

潤平が自分をさらけだし、踊りきった「道」。音楽が鳴り止むと、会場は割れんばかりの拍手でいっぱいになった。

そしてブランコは潤平のダンスに嫉妬し、悪態を付きながら会場をあとにした。

次のクラシックまでの数日、潤平たちは元ボリショイのプリンシパル、オルガ・クズネツォワが開くワークショップを見学していた。教室にはサシュコーも参加しており、飛び入りの潤平を威嚇するように踊っている。

サシュコーは、YAGPで圧倒的な優勝を勝ち取り、ブランコから師事することを狙っているのだった。

そしてそんなサシュコーは、クラシックの本戦で潤平と同じ「ドン・キホーテ」のバジルを踊るらしい。

コンテの本戦は、女子の番となっていた。

コンテを苦手に感じる夏姫に対し、潤平は夏姫らしさとは何かを伝える。そして潤平と同じように自分の気持ちを掘り下げていこうとするが、どうしても自分自身にブレーキがかかってしまい、うまく表に出すことができない夏姫。

このままでは変われないと悟った夏姫は、意を決して潤平の泊まる部屋を尋ね……。

何も言わずに潤平へと抱きつき、何も言わずにその場を後にした。

そして、夏姫が本戦の舞台で披露したコンテは明らかに変化していた。

それは全身で潤平への気持ちを伝えるもの。

声に出せない、誰にも言えないからこそ溢れ出てしまう「好き」という感情。それを見ていた潤平は、ドキドキする気持ちが抑えられない。

そしてその夜、NYの街で潤平はブランコに遭遇することとなる。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』16巻ネタバレ感想

潤平はコンテの踊りを通し、自分の過去や自分自身と、向き合わざるを得なくなりました

そして、舞台にあがるものとして全てを出し切るのが最低限の礼儀であったこと、自分をもっと俯瞰で見るような、映画監督的視点をもっと持つべきだったということを理解していきます。

原作漫画でのこのシーンの勢いたるや!

踊っている最中に岩井先生の言葉がガンガン乗っかってくるんですが、その岩井先生の言葉と潤平の踊りが対話しているような構成となっていて、師によって導かれていく様子が克明に刻まれています。

作中“ロックスターのように!”とのフレーズも出てきて、本当に命を燃やしきってしまった著名なロックスター達と潤平の姿が重なりました。

もちろん、ブランコや流鶯への思いも描かれています。

この潤平の踊りが、あのブランコを嫉妬させたというのも嬉しい限りです。

16巻後半では、苦手だったコンテ克服のために、自分のブレーキを外す夏姫の姿も描かれました。

素直になれなくて、天の邪鬼で、でも潤平を好きで好きでたまらないあの夏姫が、やっと潤平に対してアクションを起こします。

潤平でなくともドキドキして心臓が破裂してしまいそうな、そんなギュンギュンくるシーンになっていると思いました。

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潤平とサシュコーが実際に踊ったコンテの動画

ちなみに、巻末に作者がおまけを書いてくれているのですが、そこで今回のコンテは実際のダンスからお借りしたものだと記されています。

潤平が踊った「道」はこちらの動画

振り付け:遠藤康行氏 踊り:松浦祐磨氏(当時15歳)

サシュコーが踊った「Witz」はこちらの動画

振り付け:矢上恵子氏 踊り:福田圭吾

『ダンス・ダンス・ダンスール』17巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール17巻,漫画

引用:eBookJapan

こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』17巻の

  • 17巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

『ダンス・ダンス・ダンスール』17巻あらすじ

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夜のNY、街中で酔っぱらいのブランコを遭遇した潤平!

自分がどれほど貴方に憧れているかを伝えようとすると、いきなり悪態をつかれ、コンテのダンスをけちょんけちょんに言われてしまう。しかし、ダンスをけなす時のブランコの目が一瞬、ギラギラとしていたことが嬉しくなる潤平。クラシックで「ドン・キホーテ」のバジルを踊る時、あの目で見られたいと願ってしまうのだった。

本戦の舞台に上がった潤平はのっけからハイテンション!

笑い声が聞こえてくるような、ビリビリとしびれるバジルを披露する。

途中、バレエシューズが脱げてしまうハプニングもあったが、そんなものは物ともせず。ハプニングすらも踊りへと昇華してしまう潤平の姿は、会場に来ていたブランコから鼻歌を引き出すのだった。

そして、同じくバジルを踊ったサシュコー。潤平が気がつくほどにブランコの完コピである。

完成度の高さに驚いていると、そこでサシュコーが今回のYAGPでグランプリを取り、ブランコの師事を希望していると知った。

そこで潤平も思わず「俺も!」と立候補してしまう。

しかし、ブランコのパートナーであるオルガは、彼は人にバレエを教えることはできないと教えてくれた。

才能がある若者であればあるほど、ブランコは嫉妬し、その生徒を潰してしまうという。

諦めきれない潤平だったが、ふと、自分はYAGP後は生川へ入団する約束だったことを思い出した。あと4日。あと4日たてばYAGPも終了し、二度とブランコに会えなくなる。

そして潤平と夏姫は、YAGP本戦の決勝へとコマ進めた。

潤平はブランコに会うため、ブルックリンの街を探し回る。そして偶然にも再会することができ、ブランコから役を理解するヒントを与えてもらった。

一つのパを見せるブランコ。

それだけでビリビリくる潤平。

真似てみて少し近づくが、まだ足りない。ブランコの役の解釈が潤平の中に流れ込んでくる。

後日、ブランコからヒントを与えられた潤平の踊りは、また一つ進化しているのだった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』17巻ネタバレ感想

17巻では、ブランコに出会えた潤平がなんとか彼に食らいついていく様子が描かれています

ただ言葉で伝えるだけでなく、自分の踊りを通してブランコに語りかける潤平。

そしてまた、ブランコも踊りを通してそれに返答していくのでした。

憧れのブランコがどんなに落ちぶれていても、一つ手を上に挙げるだけで風景が見える。潤平がビリビリ来ない訳ありませんよね!

後先考えずにここまで突っ走ってきた潤平なので、生川との約束があっても、ブランコに師事することを諦めきれません

潤平はブランコの教えの意味をすぐに理解できるし、すぐに踊りに落とし込むことができるのですから!!

憧れの人物の“出会ってしまった”潤平の気持ち、痛いほど伝わってきました。これはもう本当に運命としか言いようがありませんし、誰もがそれを止められないと薄々感づいているんです。

だからこそ、ここまで潤平を育て上げてきた中村先生の存在が胸に迫ってくるのですが……。

常に潤平にとって何が一番かを考えている中村先生。本当に最高の先生です!

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『ダンス・ダンス・ダンスール』18巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール18巻,漫画

引用:eBookJapan

こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』18巻の

  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

『ダンス・ダンス・ダンスール』18巻あらすじ

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潤平の踊るバジルにブランコの息吹を感じるサシュコー。

自分の方が思いが強いはずなのに……と逡巡する。そして潤平に、このYAGPでグランプリを獲ったほうがブランコに師事するというのはどうだ?と提案した。

決勝の舞台、本番前。

ひとり座り込んでいる潤平のところへ夏姫がやってきた。グランプリを獲ったら日本へは帰らないと告げる潤平。夏姫はすました顔で、他の女とは踊らないで欲しいという。潤平は夏姫に、自分が踊りたいのはいつだって夏姫だよ、と言うのだった。

そして、ここまで導いてくれた中村先生にも、グランプリを獲ったらブランコに師事すると伝える。それを聞いた中村先生は、自分の教えはお前の中にある……と、潤平を引き止めることはなかった。

そう、潤平のコアは中村先生で出来ている。

本戦の舞台でドン・キホーテのバジルを踊る潤平。

彼の中にあるのはブランコの教え、父の教え、今までバレエにたどり着くまでの全てが自分の中を流れている。

潤平のバジルにスペインの風景を見た人々。

鳴り止まない拍手のなか、潤平は異例のアンコールに応えた。

YAGPの結果が発表され、夏姫は二位。潤平は一位。そしてグランプリはサシュコーとなった。ブランコに師事する権利はサシュコーにあるはずだったが、サシュコーは自分の踊りを模索するため、ブランコの元へはいかないと決める。

グランプリを獲れなかった潤平は日本に戻ることを選択するが、夏姫、中村先生がそれでいいのか?と問うた。

潤平の手を引き、ブランコの元へと連れて行く中村先生。

ブランコに向かって、未練を完全に捨て去って潤平を指導して欲しいと頼み込む。

ブランコは怒ってしまうが、オルガが潤平をNYへ留めると決めた。

もちろん綾子は怒り、二度と生川では踊らせないと潤平に伝える。焦った潤平はやはり日本へ帰ろうとするが、中村先生は潤平に自分の思う道を自分自身で選択しろと伝えるのだった。

それは、かつて千鶴からも言われた言葉。

オルガの教室で踊る潤平を見ていた中村先生は、何も言わずにNYをあとにするのだった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』18巻ネタバレ感想

潤平のバジルももちろん必見の18巻ですが、やっぱりここは中村先生なのです。

自分のやれることは全て伝えてきたと思っていた中村先生ですが、オルガの指導でまだ潤平のポテンシャルを活かしきれてなかったことを悟ったり、ブランコの指導で劇的に成長する潤平をみて、自分の役割の終わったことを悟るのです

確かに中村先生の教え込んだ基礎があるからこそ、潤平はここから自由に羽ばたくことができる

バレエを始めた年齢が遅いことをコンプレックスに思っている潤平が、ここまですくすく成長できたのは中村先生あってこそ!

岩井先生や綾子に何を言われても、常に潤平に寄り添ってくれた指導があったからこそ、はちゃめちゃな潤平が常に自分の力を発揮し続けられたんだと思います。

しかも去り際もカッコいい〜……。

何も言わずに日本へ帰ってしまう所も、中村先生っぽいなと思いました。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』19巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール19巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』19巻の

  • 19巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

19巻からの登場人物

  ゲイリー・スチュワート  

起業家。通販会社「ゲイリーアベニュー」社長。

『ダンス・ダンス・ダンスール』19巻あらすじ

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潤平の代わりに海咲が留学テストを受け、海咲と響は2人でワガノワへ、夏姫はロイヤルへの留学で日本を旅立った。

綾子の指示により、YAGPのドキュメンタリーは潤平の部分を全カット。

大田原1人がYAGPを引きずったまま、潤平のシーンを誰も見ることができないのはもったいないと考えている。

そんな矢先、NYに残った潤平とやっと連絡がとれ、今はオルガの教室でレッスンを受け、オルガに用意してもらった場所で寝泊まりできていると知った。そして、NYの学校へ編入していた兵ちゃんが潤平と再会しており、時折潤平の世話を焼いているようだった。

大田原は、いつか潤平のドキュメンタリーを放送したいと考えている。そのために、潤平と兵ちゃんに、NYでの潤平をなるべく撮影しておくようにとお願いした。

潤平のNY生活は順風満帆とはいかない。

相変わらず陽気で何事も前向きに捉えている潤平だが、そろそろESTAの期限が切れる頃だった。

NYでお金を稼ごうとストリートで踊りを披露しても、心無い現地人から暴力を振るわれてしまう。親への連絡を心配した潤平は、病院には連絡しないでとオルガたちに頼むが……。

オルガとブランコは、潤平の今後について話し合っていた。

ブランコは全く乗り気ではないが、ブランコさえ覚悟すれば喜んでサポートしてくれる人物がいる。オルガにその話を持ち出され、一度は拒否したものの、ある夜、怪我した潤平を連れてその人物の元を訪ねた。

ブランコが訪ねたのは、起業家のゲイリー・スチュワート。

かつてブランコの踊りに魅了され、彼に金銭面でサポートを続けていた人物。

そのゲイリーに、自分の弟子として潤平を紹介し、今後潤平のサポートをして欲しいと頼みに行ったのだ。

しかしゲイリーは、いきなり潤平の支援をするわけにはいかないと言う。その代わり、近々行われる母の命日を祝うパーティーで踊りを披露し、そこで判断するとブランコに告げた。

“弟子”と言われたことが嬉しくてたまらない潤平!

パーティーでは「ドン・キホーテ」のバジルを踊るつもりでいたが、ブランコは「ジゼル」のアルブレヒトを踊れと言う。なんでも、ゲイリーの亡き母親が一番愛した演目が「ジゼル」だと言うのだ。

しかし、アルブレヒトを踊るたび、YAGPで目にした流鶯のアルブレヒトが頭に浮かんできてしまう潤平……。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』19巻ネタバレ感想

ずっと潤平を邪険に扱ってきたブランコが、ゲイリーの前で“弟子”と言った時は、潤平と一緒に「うおーーー!」となってしまいました。

そして、スイッチを切り替えたように潤平に付きっきりとなるブランコ。

きっと頭のどこかに、中村先生から言われた言葉が残っていたのかも知れませんね。

ブランコの指導は、中村先生よりもさらに細かく徹底的です。

さらに常人では理解できないような感覚的な説明も織り交ぜてくるので、こりゃあ潤平のようなタイプじゃないと100のうち100理解できないよなぁと。

また、この巻で色々と面白いポイント・好きなポイントがあるのですが、とりわけ個人的に好きな部分について書いていきたいと思います。

ゲイリーの元を訪れた潤平が、支援を受けるためにその場で踊りだそうとするシーンがあります。

その時に潤平が思っていたのは、(道端で殴られるような)「俺は、あんな風に踏みにじられるべきじゃない」ということでした。

これは、自分をここまで作り上げてきてくれた全ての人への敬意だと感じました。

そして、今この場に連れてきてくれているブランコのためにも……。潤平のそんな決意が伝わってくるようなセリフです。

潤平は、人の教えと思いをグングン吸収してしまうタイプなんですよね〜。

だからこそ素晴らしいバレエダンサーになっていくのだと、そんなことを感じたワンシーンでした。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』20巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール20巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』20巻の

  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

『ダンス・ダンス・ダンスール』20巻あらすじ

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アルブレヒトを踊りながら、「ジゼル」という物語を深く理解していく潤平。

自分の本気がジゼルを壊してしまった。そのアルブレヒトをどう表現していくのか……。

ある時から、相手役のジゼルが夏姫に見えてくる程のめり込んでいく。

そして、ゲイリーのパーティーの日が訪れ、ブランコと潤平はその場所へ向かった。

ホームパーティーのような規模だと勝手に予想していた潤平は、あまりに豪華絢爛なパーティー会場を目の当たりにし、プレッシャーを感じてしまう。

アメリカンセレブが数々集まり、著名なアーティストが次々にステージを披露していく。

本番直前、久しぶりにパニックに陥ってしまった潤平。付添いで来ていた兵ちゃんがなんとかなだめようとするも、どうにも上手くいかなかった。

そして、突然夏姫とのテレビ電話をつなげた兵ちゃん。

パニックだった潤平も、夏姫の声にはすぐに反応した。

そしていつもの潤平に戻り、夏姫にパジャマ姿を見せろとお願いしはじめる。そして夏姫は、そんなに自分のことが好きか?と問うた。

その瞬間、潤平の中で何かのスイッチが入る。

夏姫との会話を通し、アルブレヒトの中へ入っていく潤平。気がつけば涙が流れ落ち、整えたはずのメイクは大きく崩れてしまっている。

メイクを直すこともせず、潤平はそのまま舞台へと上がっていった。

始まりはアルブレヒトの咆哮。

悲しみに暮れるアルブレヒトが、懺悔するように踊り始めた。

まるで踊りながら心と体をバラバラにされているようなアルブレヒト。舞台を見ている誰もが息をするのも忘れるほどであった。

アルブレヒトを踊り終え、自分勝手に踊ってしまったことを悔いている潤平。

しかしゲイリーは、そんな潤平への支援を決定する。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』20巻ネタバレ感想

20巻は、本当にググッと引き込まれてしまう内容です。

「エモい」とはこの漫画のためにあるんじゃないかとすら思ってしまうほど、本当にエモい。正直、かなり心を揺さぶられてしまいました。

20巻の表紙にもなっている潤平のアルブレヒト。

あの泣いているようなアイメイクも最高ですし、そのメイクが活きる踊りも凄い。

語彙力なさすぎて伝えきれませんが、5巻の海辺で踊る流鶯に匹敵する素晴らしさです。

ぜひこのシーンはアニメで見てみたいですし、どんな表現をしてくれるんだろう?と想像するだけでため息が出てしまいます。

また、あらすじには書ききれなかったのですが、この、潤平のアルブレヒトを見た兵ちゃんの反応も最高でした。

これこそが自分のなりたかった潤平だ!と大感動している兵ちゃん

そして、潤平の踊りでジゼルの物語を理解するのです。

この、やっぱり潤平のやっていることを理解するのは兵ちゃんなんだなあと思いましたし、そんな兵ちゃんに、ずっと俺の踊りを見ててくれ!という潤平も凄くいいなあと思いました。

さらに、舞台を見ていたブランコの嫉妬の表情もイイ!

そして、少し前からそうではありましたが、ここへきて潤平と夏姫の「運命」な感じもビシビシ描かれていて、ドキドキしたり、ハラハラしたり、本当に気持ちが忙しいです。

「ダンスール」はどの時期を読んでも面白いですが、この20巻は本当におすすめの1冊です!

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『ダンス・ダンス・ダンスール』21巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール21巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』21巻の

  • 21巻からの登場人物
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21巻からの登場人物

  ベアトリス  

オルガの教室でレッスンを受けている、ブラジル出身の生徒

『ダンス・ダンス・ダンスール』21巻あらすじ

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ゲイリーのパーティーでのアルブレヒトを終え、オルガは潤平に「あなたはどうなりたいのか」と聞いていた。

潤平は「劇場」と答える。

自分が舞台で見ている景色を、観客と共有したいという潤平の言葉に、オルガはさっさと日本に戻って留学の手続きを済ませてくるよう言った。

日本へと戻ってきた潤平に、綾子は出入り禁止を言い渡していた。

そして潤平が向かったのは夏姫のいる場所。

再会してすぐ、潤平は夏姫への気持ちを伝えてしまう。

しかし夏姫から都の名前を出され、動揺が隠せない。次に会った時まで気持ちが変わっていなかったら、もう一度告白して欲しいと言い残し、夏姫はその場をあとにするのだった。

そしてロイヤルのサマースクールへと旅立つ夏姫を見送るため、潤平は空港を訪れる。

夏姫に同行していた綾子を見つけ、逃げるように歩き去るその背中に感謝の気持を伝える潤平。綾子は背を向けたまま、潤平というバレエダンサーの魅力と、遠回しのお許しの言葉を言い残すのだった。

それから1年半の月日がたち、NYではクリスマスを迎えている。

オルガの教室では、クリスマス公演で「コッペリア」を上演する予定だ。

同じ教室の生徒であるベアトリスとペアを組みながら「コッペリア」の準備をしていると、オルガから流鶯が今度NYで「コッペリア」を踊ると聞かされる。

途端に流鶯のことが頭から離れなくなる潤平。

そんななか、ゲイリーからの紹介でとある映画のオーディションへと連れて行かれる潤平。

そしてそこにいたのは、その映画への出演が決まっている森真鶴だった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』21巻ネタバレ感想

日本に一時帰国した潤平は、夏姫に自分の気持ちを伝えます。

しかし、どんなに繋がり合っていたとしても、潤平はずっと「夏姫はそういうんじゃない」と自分に言い聞かせてきました。

そのため、言葉や態度で夏姫との関係を拒むような場面もあり、夏姫にしてみれば突然の告白に感じてしまったことでしょう。

だからここで、思わず都の名前を口にしてしまった気持ちが痛いほどわかります。

その「好き」は本当に純度100%なのか?夏姫がそれを気にしてしまうのも、仕方がないことですよね。

近づいたり離れたりを繰り返している潤平と夏姫ですが、ここで決定的な言葉を潤平が口にしたのは大きな一歩だなあと思いました。

また、シチュエーションも青春なんですよね!

夏の日差しとセーラー服、暑さと蝉の鳴き声。これぞまさに青春と言いたくなるような告白シーンでした。

そして、綾子と潤平の関係もここで一区切り。

ずっと潤平の前に立ちはだかる壁のような存在であった綾子ですが、随分前からその人となりの魅力が原作漫画の中で描かれてきました。

そしてこの空港のシーン。

とても綾子らしい対応ではありますが、実は憎みきれない、潤平にとって必要な人であったとわかる場面です。

綾子と潤平のやり取りがなくなるのは少し寂しいですが、これまでの指導者同様、その時潤平に必要な教えを与え、役割を終え去っていった……ということなのでしょう。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』22巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール22巻,漫画

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こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』22巻の

  • 22巻からの登場人物
  • あらすじ
  • ネタバレ感想

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22巻からの登場人物

  マシュー・デール  

元アメリカンバレエシアターのプリンシパル。オルガの教室の公演「コッペリア」でコッペリウスを演じる

『ダンス・ダンス・ダンスール』22巻あらすじ

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オーディション会場で会心の踊りを見せるも、真鶴の思惑により合格には至らなかった潤平。

そして、真鶴という人がどんな人物であったのか、まざまざと見せつけられる思いだった。

真鶴はいずれ、流鶯がバレエを捨てると宣言する。しかし潤平はそれを強く否定し、その場を足早に去った。

潤平から真鶴のことを聞いた千鶴だったが、結局そのあと真鶴とは連絡が取れなかった。

潤平は電話でその報告を受け、さらにロシアでの流鶯の素行の悪さを知らされる。なぜ都は一緒にいないのかと聞くと、流鶯と都はYAGP予選のあたりですでに別れていると説明を受けた。そして、都は現在、怪我を理由にカナダから戻り、怪我が治ってもなおバレエとは距離を取ったままだと言う。

都の可能性を潰したのは自分だと反省する千鶴に、潤平は「都は絶対大化けする!」と断言。隠れてそのやり取りを聞いていた都は、1人涙するのだった。

クリスマス公演の「コッペリア」のため、元ABTプリンシパルのマシュー・デールが特別に参加することになった。

ブランコから散々マイムが下手すぎると言われていた潤平は、マシューの踊りで何かを掴み始める。

そして、マイムの部分はダンサーが作り上げていいということ、段取りではなくストーリーを生きることについて教わった。

マイムの上達した潤平は、あとはパ・ド・ドゥを克服するのみ。

そのためにはベアトリスとのLOVEが必要だということになり、ブランコからデートをするよう命じられた。

逃げ場のなくなった潤平は、兵ちゃんに助けを求める。

偶然を装ってデートの場に現れた兵ちゃんに、ベアトリスは潤平の過去について聞いた。

そして、潤平との過去を語る兵ちゃんの姿を見て、兵ちゃんは潤平に恋しているの?と尋ねるのだった。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』22巻ネタバレ感想

とうとうあの真鶴が22巻で登場。

絵に書いたような小悪魔的美女で、潤平はいつものごとくふらふらと真鶴の魅力にやられてしまいます。

一歩踏みとどまらなかったらどうなっていたんだ!怖い怖い!

しかし、どこまでが本当で、どこからが嘘なのか。芯の部分が見えない真鶴が少し哀れにも思えてしまう不思議。

本音を見せないことで自分の柔らかな部分を守ってきた、そんな女性なのではないだろうかと思ってしまいました。

そしてココに来て兵ちゃんですよ。

ハッキリ兵ちゃんの口から語られた訳ではありませんが、兵ちゃんの潤平に対する特別な思い。

10代の彼が抱える説明のできない潤平への感情が、言葉ではないからこそ、こちらにまで伝わってきます。

ぬっくん事件からずっと、思い返せば兵ちゃんは潤平だけを見てきました

自分だけが潤平の好きな世界を理解できると考えていた兵ちゃん。

それを恋というカテゴリーに収めてしまっていいのか、まだ分かりません。しかしそこには確実に恋に似た特別な感情があり、兵ちゃんはずっとそれを抱えてきたのだと思います。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』23巻のあらすじとネタバレ感想

ダンス・ダンス・ダンスール23巻,漫画

引用:eBookJapan

こちらでは、『ダンス・ダンス・ダンスール』23巻の

  • あらすじ
  • ネタバレ感想

を、まとめています。

『ダンス・ダンス・ダンスール』23巻あらすじ

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ベアトリスの問いかけを否定した兵ちゃん。潤平とベアトリスはお似合いだと言ってその場を去ってしまった。

そして残されたベアトリスは、潤平に自分のコンプレックスを話す。

バレエを離れたら男の子とどう接していいか分からないと涙するベアトリスの姿を見て、ブレーキをかけていた自分がバカだったと悟る潤平。

そして高らかに宣言する!

舞台でベアトリスを精一杯愛する!

そしてそのためには、決着を付けなければいけないことがあると言い残し、潤平は夏姫に会いにロンドンへと飛んでいった。

この1年半、夏姫に自分を見透かされ、フラレるのが怖くて連絡もできないでいた潤平。

突然会いに行くと言われ驚く夏姫は、怒りながらも喜びを隠せないでいる。

しかし、潤平の言葉を勘違いしてしまったベアトリスは、自分のために夏姫と別れにいったと思い込んでしまい、先程受けた“舞台で”愛するという告白を真に受けてインスタに動画をアップしてしまった。

この動画を見た夏姫は潤平と会うのをやめるといい出す。好きだけど、心が狭いから笑って許すことなんてできないと本音を漏らした。こんな風にいつもすれ違ってしまう潤平たちだが、この日はどうしても離れることが出来なかった。

突然のイギリス訪問を怒ったオルガから、夜の便でアメリカに帰ってくるように言われる潤平。

2人に残された時間はたった数時間。

しかし、そんな2人のためにゲイリーが空港近くのホテルをリザーブしてくれている。

気持ちを確かめあった潤平と夏姫。

会えなかった日々を埋めるように愛し合った。

アメリカに戻った潤平は、オルガの用意してくれたチケットでワガノワの公演を見られることになった。

当初「コッペリア」を踊ると聞かされていた流鶯だったが、素行不良のせいでなのか演目が代わり、「パキータ」のリュシアンを踊ることに。

圧倒的なリュシアンを目の当たりにし、ブランコは嫉妬。

そして潤平は「お前はそうでなくっちゃ!」と興奮を隠せないでいる。

流鶯はロシアで過ごしながら、バレエへの気持ちがこれまで以上に薄れていくのを感じていた。しかし、あの洋舞祭りの「白鳥の湖」のように、全てが吹っ飛ぶような瞬間が一体何だったのかを知りたいと考えている。そして、そのためにはもう一度潤平と同じ舞台にたち、共に踊るしか無い。あの時の感覚に答えさえ出れば、キレイさっぱりバレエはやめられるとすら考えていた。

そして舞台が終わり、劇場に真鶴が来ていたことに気がつく流鶯。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』23巻ネタバレ感想

23巻でやっと、やっと!本当にやっと潤平と夏姫が結ばれました。

しかも、気持ちだけじゃなくて体も……というところがドキドキです。

あのシーンだけは、この2人が10代だということを忘れてしまうほどでした。

本当に潤平は、自分が真に運命を感じたものを選び取るまで時間のかかるタイプなんですね。

ヒロイン夏姫は不動だと思いますが、今後続刊していくことでどう彼らの関係が変わっていくのかは予想できません。

そしてそれは潤平という人の魅力でもあるので、きっとそんな場面が訪れたとしても、彼を強くは責められないのでしょう。

さらに23巻では再び潤平と流鶯の距離が縮まります

しばらく流鶯はロシアへいったままで、なかなか潤平の世界に絡むことはありませんでした。

しかし常に潤平の中にいる永遠のライバルであり、やっとここから直接対決となっていくのかもしれません。

アメリカとロシアに分かれてしまった彼らが、再び共にする舞台とは一体どこなのでしょうか?

そこにはきっと、最上のクライマックスが待っているはずです。

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『ダンス・ダンス・ダンスール』24巻のあらすじとネタバレ感想

最新刊24巻については、以下の記事でまとめています。

コンビビ!
404: ページが見つかりませんでした | コンビビ! convivi!では、海外・日本・韓国の恋愛リアリティショーや韓国ドラマなどの情報・感想を発信しています。

まとめ

こちらの記事では、『ダンス・ダンス・ダンスール』の6巻〜最新刊までのあらすじとネタバレ感想をまとめました。

私の拙いあらすじだけでは、この作品の本当の魅力は伝えきれません!

ジョージ朝倉さんの描くエモーショナルな場面の数々を、機会があればぜひ読んでみてください。

話の流れを知っていても楽しめますし、アニメを見ていると更に面白さが倍増するハズです。

ぜひぜひ、最高のバレエ漫画をお楽しみ頂けたらと思います。

本ページの情報は2023年5月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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