アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』の7話が5月21日に放送されました。
生川サマースクールで出会った海咲と大和に、ピルエット対決を申し込まれてしまった潤平と流鶯。
この対決を通して、男子たちの反目と友情(?)が描かれました。
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』7話の感想
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』の7話では、原作漫画3巻の29幕〜4巻の33幕までが描かれています。
己を知る潤平!
バレエについて、知れば知るほど過去の自分の行いを「恥ずかしい」と感じるようになった潤平。
これって、潤平がこれからグングンと伸びていくことを示唆していて、とてもいいですよね〜。
歴史を知り、基礎を知り、難しさを知り、素晴らしさを知り。
持って生まれた資質に加え、本人が学ぶ姿勢を見せている。
これは本当に大事なことだなと思いました。
そして、そんな潤平を見抜く、流鶯、都、夏姫。
ピルエット対決でも、大和や海咲よりも、バツ印の上から動かなかった潤平へ挑んでいた流鶯。
言葉には出さなくても、彼が潤平をライバルだと感じていることが分かるシーンでもあり、お前に追いつかれてたまるか!!!というシーンでもあり。
「海賊」アリ
本当は、流鶯が披露していたようなしゃがみながらのピルエット動画を貼りたかったのですが、公式で見つからず!
ぜひYouTubeで「究極のアリ/ミハイル・バリシニコフ」と検索してみてください!
(https://www.youtube.com/)
しゃがみながらピルエットするバリシニコフが見られます。
ちなみにこのミハイル・バリシニコフは、作者のジョージ朝倉さんが、潤平がバレエを好きになったきっかけの男性ダンサー(ブランコ)のモデルの1人と言及していました。
ぜひこちらもチェックしてみてください。
この、プロ中のプロ、伝説的なダンサーが披露していたような技を、中学生である流鶯ができる……という。
これだけでも流鶯の凄さが伝わってきました。
彼らの現在地
今回、互いの距離を縮めた男の子たちが、池の杭の上でアラベスクをしているシーンがありましたよね。
あのシーンで、5人の足元だけ映るカットがありました。
原作漫画には無いカットですが、あの足元のカットが入ることで、「彼らの現在地」が示されていたのが良かったです。
海咲と流鶯はしっかりと指の付け根から足が引き上げられ、甲が反り返り、美しく、安定している。
誰よりも足の甲は反っているけど、まだ小刻みに震えてしまう潤平。
寿くんと大和は、安定してるけれど、指から足の甲にかけての曲がり方が甘く、努力で補えない資質の部分が出てしまっていました。
たったワンカット。
そのたったワンカットで、それぞれが今バレエをやっている上でどういう状況なのかを表現している。
良いカットでしたし、アニメの演出の方がすごくよく考えてることが伝わってきました。
また、一連のラーメン屋から公園のシーンにかけて、男の子たちのわちゃわちゃが見られたのも楽しかった!
公園での星空や池、本当にこのアニメは全編に渡ってきらめきが凄いな〜と。
きらめいているからこそ、暗闇や悲しみがまた映えるんですよね。
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』7話の評価は?
まとめ
7話では、サマースクールの男の子たちの関係が描かれました。
最後の黒海咲がこわい!
海咲こんなにヤバそうなヤツだったっけ???となるほど、黒海咲のキャラが立っててびっくりしました。
そして来週はお待ちかね!夏姫との「パリの炎」!
楽しみだ〜!!