アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』の8話が5月21日に放送されました。
今回は、潤平や都、そして流鶯たちの関係が大きく揺れ動くラブコメ回!
多分アニメ・シーズン1の最終回になるであろうエピソードにおいて、重要な転換期とも言えます。
こちらの記事では、アニメ8話の感想を、ネタバレなし・原作のネタバレありの2パターンで書いていきます。
アニメシーズン1以降の話も含まれるので、先を知りたくない方はご注意下さい!
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』8話の感想
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』の8話では、原作漫画4巻の34幕〜38幕までが描かれています。
潤平が出会う、夏姫と!
引用:eBookJapan
女子SSクラスと合同で、パ・ド・ドゥを練習する潤平たち。
そこで、生川綾子の娘・夏姫とペアを組むことになり、反発し合いながらも「パリの炎」で“ひとつになる”体験をした潤平。
この、唯一無二感、自分たちが無敵だと感じる瞬間!
グワッと心が湧きたち、細胞がビリビリくるような!
体と心が一体となり、1×1が2じゃなくて100にまでなるような……!!!
バレエで通じ合った2人の高揚が、見ているこちらにも伝わるようでした。
そして夏姫のビンタ。
たしかに潤平にとっては「なんで……!?」だよなぁ〜。
でも、でも分かるんだ!!あの時の夏姫の気持ち。
自分の感情をどう表現していいか分からなくて、相手が自分の心に分け入ってくるみたいな目でこっちを見てきて!
どうにもならない感情が攻撃に代わってしまう、あの感じ……。
思春期ーーー!!となりました。
潤平がキスする、都と!
そして終盤では、潤平と都のシーンが。
原作では、都のハラリと落ちてきた髪の毛をかき上げるアクションは描かれていません。
しかし、そのままアニメとして一連の動きで描くと、いきなり「こめかみにキス」はちょっと暴力性が高い。し、動きとして突然すぎる。
なので、あのハラリと落ちた髪の毛をかき上げることで、アクションのつなぎと、キスまでのワンクッション、そして、近づくまでのドキドキがうまく表現されていたと思います!
と、それにしてもやっぱり流鶯が心配。
というか、この後の展開を知っているので、胸が痛みます……。
※ここからは、原作漫画のネタバレ感想になります。先を知りたくないという方はご注意下さい!
アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』8話感想・原作漫画で描かれているその先のネタバレ
引用:eBookJapan
現時点で、『ダンス・ダンス・ダンスール』のアニメ化・シーズン1は5巻の途中までだと予想しています。
5巻の終わりまでの可能性もありますが、シーズン2があるのかないのかで、ちょっと判断が変わりますね。
で、感想ですが。
私の予想している箇所がラスト、もしくはクライマックスになるのであれば、今回の8話は大きな転換期となる回だったと思います。
8話の序盤に潤平が、自分たちが生川綾子に認められれば「全部元通りになる」と思っていることが描かれました。
しかし残念ながら、「全部元通り」にはなりません。
彼らの運命は形を変え、枝分かれをし、複雑に絡み合っていきます。
今回の8話で潤平と都の恋心が甘く描かれるほど、ビターな展開を迎える瞬間が胸にずしりと来ます。
いや、でもそこがまた物語に深みを与えている部分でもあり……。
なかなか難しいですね。
引用:eBookJapan
夏姫に指摘されて初めてパ・ド・ドゥの意味に気がついたように、潤平はまだまだこれからたくさんのことを吸収していかなくてはいけません。
その時々で心動かされる相手との関係が、バレエや彼の成長にも影響してくるのです。
さて、多分10話か11話あたりで、流鶯と都の過去が描かれてくると思います。
彼らの受けてきた大人からの影響と、互いの絆、流鶯の抱えるものと悲しみがどう表現されていくのか。
そして、それを知った潤平の決断。
終わりまで、目の離せない展開が続きそうです。
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アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』7話の評価は?
まとめ
潤平たちの今後が問われる、重要な回だった第8話。
バレエと恋心が絶妙に絡み合い、ドキドキと不穏が入り混じった内容でしたね。
彼らの行く末がどうなるのか?このあと数話を残して徐々に見えてきました。
できれば本当にシーズン2も制作して欲しいです!